クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CLASSIC
  • 夫婦円満の秘訣はホンダ「S800」でラリー参加!? 20年放置されていた個体を路上復帰、外装はDIYでペイントしました
CLASSIC
share:

夫婦円満の秘訣はホンダ「S800」でラリー参加!? 20年放置されていた個体を路上復帰、外装はDIYでペイントしました

投稿日:

TEXT: 奥村純一(OKUMURA Junichi)  PHOTO: 奥村純一(OKUMURA Junichi)

  • ホンダ S800:「エスはハンドリングも良いね」とはオーナーの菅井さんの弁
  • ホンダ S800:軽快に上まで澱みなく吹けてくれるエンジンが一番の魅力だそうだ
  • ホンダ S800:それぞれの気筒に備わる4連CVキャブレター。791ccの排気量から70psを発生する
  • ホンダ S800:ホイールは好みでRSCタイプのアルミホイールにしている。タイヤサイズは175/60R13だ
  • ホンダ S800:ツインリンクもてぎのステッカーは2013年のホンダエス50周年イベントの参加記念だ
  • ホンダ S800:奥さま・せい子さんの足元にはボディカラーに合わせたかのような扇風機が常備
  • ホンダ S800:エントリー受付後には、他エントラント同様にゼッケンを貼り出走に備える菅井さん
  • ホンダ S800:ゼッケン順にスタートするエントラント。14番目は菅井さん夫妻の乗るホンダS800だ
  • ホンダ S800:20mを6秒で走って誤差の少なさを競うPC競技もスタート直後に行われた
  • ホンダ S800:コマ図に従い北上した一行は最初のチェックポイント金山町へと到着。川崎恭平実行委員長が代表を務めるカネカがスタンプポイントだ
  • ホンダ S800:金山町での休息の後は真室川町のワインディングを経由し酒田へと向かう
  • ホンダ S800:鶴岡からは由良海岸沿いを走り初日ゴールであるあつみ温泉を目指す
  • ホンダ S800:2日目がスタート。宿泊地あつみ温泉萬國屋を出発するS800
  • ホンダ S800:途中から雨模様となった2日目のファントムラリー。悪天候も過ぎれば思い出になるだろう
  • ホンダ S800:菅井さん夫妻を乗せたホンダS800がゴールの長井市駅前駐車場に駆け込む
  • ホンダ S800:ゴールの長井市駅前駐車場には雨にもかかわらず大勢のギャラリーが集まってくれた
  • ホンダ S800:20mを6秒で走って誤差の少なさを競うPC競技もスタート直後に行われた
  • ラリーイベントは夫婦での楽しみという菅井さんご夫妻。自身でペイントを施したというホンダ S800のボディは素晴らしい仕上がりを見せる

「第0回 ファントムラリー」に地元山形から参加のホンダS800

山形県で初めてのクラシックカーによるラリー形式のツーリングイベントを開催しようと、2025年の本格開催に向けたプレイベントとして6月に行われた「第0回 ファントムラリー」。そこに地元山形からレモンイエローのホンダ「S800」に乗って参加していた、菅井さんご夫妻に話を伺ってみました。

自分で塗ったレモンイエローは純正より少し淡めに

「第0回 ファントムラリー」のイベント当日、スタート地点「道の駅やまがた蔵王」には早朝から参加車両たちが続々と集まってきた。黄色いホンダ「S800」でエントリーしていたのは、同じ山形県内から参加の菅井豊丸さん・せい子さんご夫妻だ。クルマ仲間でありこのファントムラリーをプロデュースするしている伊藤さん、そして地元山形のクルマ趣味を牽引してきた柏倉さんから誘われてのエントリーだという。

このS800は、友人が20年くらい放置していたのを譲ってもらい、5年かけて仕上げたそうだ。

「エンジンなんかの機関はプロにお願いしたのですが、外装は自分で塗ったんですよ。仕事が建築塗装なのですが、下地作りとかは初めての経験でした。やってみればできるものですね」

と笑いながら話してくれたが、純正色から少し好みで淡くしたというレモンイエローのボディは、それから15年が経過しているとは思えないくらい良好だ。

東北各地のヒストリックカーラリーを夫婦で楽しむ

完成直後には、そのために間に合わせたというツインリンクもてぎでのホンダスポーツ50周年イベント(2013年)にも参加し、以降は岩手の「ツール・ド・みちのく」や、「GO!GO!ラリー in 東北」など、東北で行われているヒストリックカーラリーを奥さまと楽しんでいるそうだ。

「所属している“エスで走ろう会”というホンダスポーツのファンクラブのツーリングは、ひとりで参加して純粋に走ることを楽しんでいますが、ラリーではコマ図を見るという役割がありますし、参加者の女性同士でも盛り上がっていますので、いつも女房と一緒にワイワイ楽しんでますよ」

と豊丸さんが言えば、せい子さんはこう語ってくれた。

「同じ県内からの参加ですけど、山形県って広いんですよ(笑)。うちは内陸部ですので、海沿いのコースも新鮮でしたし、お知り合いの方との再会もあって、お食事も美味しくて満足です」

もちろん、来年のファントムラリーにも夫婦で参加予定だそうだ。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

すべて表示

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS