2個で4万円超のフェンダーミラー
現在の仕様は、フロントバンパーは純正のまま、レーシングスタイルとしてチンスポを追加するが、この部分はあまり主張させたくないという理由から、できる限り小型でコンパクトなスポイラーを選んでセットした。また、ミラーはB110サニーの上級グレードGX専用フェンダーミラーに交換。これがどうしても欲しくてネットで探しまくって購入したが、その値段はなんと2個で4万円以上もしたというから驚きだ。
外装はボンネットの傷みが激しかったのでFRP製に交換。さらに、暗いシールドビームのヘッドライトを明るいライトに交換。ここもオーナーこだわりのポイントで、ちょっとヤンチャな雰囲気を醸し出すべくマーシャルを選択したという。
それ以外では13インチのRSワタナベ8スポークもこだわりだ。このホイールにはさまざまなタイプが存在しているが、藤村さんが選んだのはオフセットが小さめのAタイプ。そして、純正マットブラックを剥離処理し、マツダ純正ブラックをベースに光沢感を引き出す加工をホイールに施して再ペイントしたことが自慢。このB110サニー専用で合わせたお気に入りポイントということだった。
ブレーキがプアすぎて怖かった
若干低い車高は購入時に装着してあった車高調キットによって程よい感じに下げている。基本的にサスペンションやアームについては購入時のままだが、初めて乗った時にブレーキがプアすぎて怖かったので、ドラム式を廃止し、前後ともAE86用ディスクブレーキ化させることで強化していた。
基本的に、大きな変更を加えずに気になる点にさりげなくアフターを加えて末永く楽しめる旧車ライフを楽しむ藤村さん。今後の予定を聞いてみると、やりたいことはマフラーの交換程度で、それ以外は今のところ考えていないということだった。
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