「GR」をテーマにしたモーニングミーティングが東雲で開催
A PITオートバックス東雲のモーニングミーティングは、毎回テーマを決めて開催されています。2024年8月18日(日)は、トヨタの「GR」をテーマにした催しとなっていました。会場のA PITオートバックス東雲に集まった気になる車両をチェックしていきましょう。今回は、ファミリーカーとして使われているトヨタ「GRカローラ」を紹介します。
納車されたばかりだというGRカローラを直撃
GRという限られた車種が集まるミーティング会場で、マジョリティはやはり「GR86」だった、これは想定の範囲内。ところが2番目に多かったのは「GRヤリス」ではなく、意外にも「GRカローラ」だったのだ。そこであえて新しめの車両を探してオーナーに購入の経緯を聞いてみることにした。ここに紹介する2024年式のGRカローラのオーナー、“244(ツヨシ)”さんは、先月納車されたばかりだという。
「夫婦そろって若い頃はスポーツカーが好きで、妻も以前アルテッツァで走っていました。私は以前は2013年式のヴィッツRS Racingに乗っていました。でもこのGRカローラではスポーツ走行も全くしないし、普通に普段使いしています。普通に乗り心地も良いし、普段乗りで使える優秀なクルマですね」
抽選2回目にして、幸運にもGRカローラのオーナーに
前に乗っていたヴィッツRS Racingは、ヴィッツカップなどに参戦するために最初からロールケージが組まれているスパルタンな車両だった。いくらGRカローラとはいえ、この競技用車両からの乗り換えであれば、たしかに街乗りはしやすいはず。“244”さんいわく、GRカローラの足まわりは、ヴィッツRS Racingと比べるとかなりソフトになっているそうだ。
じつはGRカローラは最初から購入する予定ではなく、あわよくば、と毎回抽選に応募していたそうで、抽選2回目にしてキャンセル待ちになり、さらにこれが繰り上がって購入の権利を得ることができたのだ。まさにラッキーが重なってオーナーになることができたわけだ。ちなみにマニュアル車であることは夫婦ともにまったく障害ではなかったそうだ。
パワフルな1.6Lターボは街中での普段乗りも快適
夫婦そろってスポーツカー好きということもあり、このGRカローラを目一杯楽しんでいるのかと思いきや、スポーツ走行はせずに普段使いする毎日。3気筒1.6Lのターボエンジンは、ヴィッツの4気筒1.5Lエンジンよりパワフルでトルクもあり、街中でも乗りやすいという。
「エンジン車で面白いクルマって、今後いつまで買えるかわからないじゃないですか。だから買える機会に買っておこうと思って購入したんです。だから、今後ゆっくり乗って行く予定で、今は焦らず普通に乗っています。まだリアワイパーを外したくらいでほとんどノーマルのままですが、ホイールとリアウイングをオーダーしているので、もう少ししたら若干雰囲気が変わると思います」