インテリアはチューニング好きにはたまらないアイテムを装備
インテリアについは、当時感を大切に厳選してアイテムを装着している。黄色いロールバーでストリート仕様らしさを表現するが、乗り降りしにくいのはちょっと……という理由から、シートはプロショップにお願いして純正品の生地を張り替えている。
また、チューニング好きならわかると思うが、当時のナルディのステアリングとシフトノブ、ラムコの追加メーカー、パイオニアのカセットとイコライザー、TS-X60のスピーカーをセットしている。このデッキの中に入っていたカセットテープは小泉今日子であった。
レア物が多い車内カー用品の中でも、とくに珍しかったのが共豊産業のヴィンミューレのフロアマットがあったこと。エアロホイールで流行ったモデルのロゴが入るフロアマットは正規品なのかは定かではないが、こういうアイテムはわかる人にはしっかりと伝わる。見つけたら思わず衝動買いしてしまいそうだ。
オリジナルでは面白味に欠ける。かといって、やりすぎる仕様は昔に卒業したというジェントルな旧車乗りが好む松田さんのサバンナRX-3。ほどよく落とした車高、さりげなく履かせたSSRのマークIIホイールといい、改造車をよく知る松田さんのセンスによって磨かれた1台であった。
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