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ガレージアクティブのデモカーだった日産R35「GT-R」で10年ぶりにスポーツカー復帰!「注目度が高すぎて長居できないのが悩みです」

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TEXT: 山崎真一(YAMAZAKI Shinichi)  PHOTO: 金秀研吾(KANEHIDE Kengo)

  • 日産 R35 GT-R:トランク内にはエアサスユニットを搭載。車高を下げるだけでなく、走りもこだわって開発
  • 日産 R35 GT-R:ガレージアクティブオリジナルのシートカバーを装着した以外、内装はほぼノーマル
  • 日産 R35 GT-R:ガレージアクティブのMY17キットで見た目は後期モデルだが、インパネを見れば前期仕様と分かる
  • 日産 R35 GT-R:エンジン本体はノーマル。HKSのインタークーラーとオリジナルECMでパワーアップ
  • 日産 R35 GT-R:フロントフェンダーのGT-RエンブレムもMY17仕様に変更している
  • 「身体にはスポーツカーの感覚が染みついている。一度だけ三菱パジェロを買ったけど、すぐ売却した」と相良さん
  • 日産 R35 GT-R:センターコンソールはカーボン仕様にイメチェン。丸いパネルはエアサスの調整スイッチだ
  • 日産 R35 GT-R:20インチホイールはガレージアクティブオリジナルのRC-VI。ギラギラ感の強いバフフィニッシュだ
  • 日産 R35 GT-R:相良 敦さんの愛車は、ガレージアクティブのデモカーだった個体

GT-R以上に、ガレージアクティブと坂本社長の大ファン

シャコタンやツライチなど独自スタイルのGT-Rカスタムを提案する九州唯一の専門店が「ガレージアクティブ」です。長年のドラッグレース経験を活かしたハードチューンやフルレストアなど、ワンストップでユーザーのニーズに応えています。そんな同社のオリジナリティあふれるマシンメイクに共感するGT-Rオーナーを紹介。今回登場するのは、坂本社長との付き合いは30年以上という相良さんの日産R35「GT-R」です。

R32売却が縁となり、付き合いは30年以上

「GT-Rにこだわりはありますが、それ以上にガレージアクティブ、そして坂本社長のファン。だからここで買いました」

開口一番、そう語る相良 敦さん。ガレージアクティブでGT-Rを買うのは今回が初めてだが、付き合いはすでに30年以上になる。

R32型「スカイラインGT-R」の売却が来店のきっかけだったが、話すとすぐに意気投合。それからというもの、クルマを買うときはもっぱらガレージアクティブ。当時はまだGT-R専門店ではなかったこともあり、日産「ステージア」、トヨタ「スープラ」などさまざまなスポーツカーを用意してもらったが、子どもができたことで日産「エルグランド」に乗り換えた。それでも坂本社長からは毎年の年賀状で「いつこっちの世界に戻ってくるの⁉」と促されていたという。

エンジンはノーマルだが、踏み込むことを躊躇するくらいに速い

約10年間の子育てを経て、スポーツカーへの復帰を決断した相良さん。最後の趣味車として希望したのは「これまで触れたことのないパドルシフト付きのクルマに乗ってみたい」ということ。以前と異なりGT-R専門店となったガレージアクティブでその条件を満たすのはR35型GT-Rだった。そして、購入相談のために訪問したとき、出会ったのがのちに愛車となるガレージアクティブのデモカー。パッと見は控えめだが、佇まいにセンスの良さを感じた。

「同じものは用意できるよ、と言われましたが、これがいいと何度も頼み込んで。最終的には根負けする形で譲ってもらいました。坂本社長が丹精込めて仕立てたクルマなら間違いない、そんな思いもあったかもしれません」

R35 GT-Rに乗ると、まずその速さに圧倒された。エンジンはノーマルでも全開で踏み込むのは荷が重すぎるとすら感じたが、反面、速さがもたらすスリルは何物にも代えがたい気持ちもあった。ただ、想定外だったのがその注目度の高さ。元デモカーということもあって、あちらこちらで声をかけられることが多く、「どこにも長居できないんですよ」と苦笑いする。

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