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ガレージアクティブのデモカーだった日産R35「GT-R」で10年ぶりにスポーツカー復帰!「注目度が高すぎて長居できないのが悩みです」

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TEXT: 山崎真一(YAMAZAKI Shinichi)  PHOTO: 金秀研吾(KANEHIDE Kengo)

一般的な車高調キットと何ら変わらないエアサスの性能に驚き!

サスペンションについても不満はない。T-DEMANDと共同開発したエアサスペンションは一般的な車高調キットと変わらないほどの乗り味と性能を誇り、段差を目の前にしても困らないのもメリットだ。唯一の不満はマフラーのサウンドとフェンダーのクリアランス。マフラーはクルージング中には問題ないのだが、アクセルを踏み込んだときの音はけたたましく、室内では会話もままならない。フェンダーはデモカーということで、ツライチとなるように攻めたホイールサイズを狙った結果、車高を下げるとすぐにタイヤが接触してしまう。どのように対処するかは決めかねている。

「今後大きく手を加える気はありませんが、ガレージアクティブから発売されたカーボンボンネットは興味がありますし、前期型特有の不具合であるダッシュボードの縦割れも気になるので交換を検討中。購入時はこれで満足と思っていましたが、乗り始めるとあれこれ目につきますね」

いずれ娘に譲るまでは妻とともにR35を楽しみたい

また、スポーツカーに乗る彼氏の影響か、最近長女から「これを売るときは私に頂戴ね」と言われている。「だったら買ってくれ」と言い返しているが、本心は引き継ぐという言葉がうれしくて仕方ない。そのときが来るまでは妻との時間を大切にしながら、R35を楽しむつもりだ。妻自身は運転しないが、あまりにも乗らないでいると「たまには動かしてあげれば」と指摘されることも……。スポーツカーに乗ることを理解し、あれこれ気を使ってくれていることに感謝している。

GT-Rを手にしたことで、スポーツカーに乗る喜びを再び感じている相良さん。ガレージアクティブという主治医のサポートを受けながら、このクルマとともに大切な思い出を積み重ねていくつもりだ。

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