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「スカイラインGT-R」歴20年! 免許を取得後ずっと日産党のオーナーが、ドラッグ仕様のR32からコレクション状態のR34へ乗り継いだ理由とは

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TEXT: 山崎真一(YAMAZAKI Shinichi)  PHOTO: 金秀研吾(KANEHIDE Kengo)

購入1年半で走行距離が200キロに満たない理由とは?

「NISMO Z-tuneルックをまとったスタイリッシュなデザインもさることながら、車体がしっかりしているので、670psのパワーでも恐怖感や危うさがない。どこまでも踏んでいけるような安心感が頼もしかった。その記憶が鮮明に残っていたことが、R34を選ぶ決め手となりました」

ただ、購入当初は普段使いのクルマだからと納得していたが、1000psの加速感を知っている身にはパフォーマンスが物足りない。現在装着するTO4Zよりもひと回り大きなタービンを装着して800psを狙おうかと思案中だという。一般の人から見れば、感覚が麻痺しているのかもしれない。

購入してから1年半経過したが、出張が変わらず多いことや盗難の不安もあることから「自由に使って構わない」という条件で、長期間アクティブに預けている。走らせた距離も200kmに満たない。

GT-Rは走らせずとも所有しているだけで価値があるクルマ

ある人から見れば、「クルマが可哀そう」と見られるかもしれない。もちろん、そうした意見があることも承知しているが、本川さんは今のライフスタイルに満足し、次のように話す。

「中古車相場が高騰している今、乗らなくても所有していることに価値があり、乗りたいときにいつでも乗れるという安心感がビタミンのように深く作用すると思うのです。GT-Rを所有するオーナーならば、この気持ちはある程度理解してもらえるのではないでしょうか。まだずっと先の話ですが、このクルマを手放すときは免許を返納すると考えていますので、時間の許す限りGT-Rに寄り添い、満喫したいですね」

R32、R34と乗り継ぎ、所有歴はすでに20年超。どんなに離れていても、手元にあることで心は満たされる。それがGT-Rというクルマが持つ力なのだ。

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