ダットサン ブルーバードに化粧ポーチやハイヒール掛けを装備
4つめの展示ゾーンは「女性をターゲットにしたクルマの一般化」。ここには4台のクルマが展示され、1963年式のダットサン「ブルーバード 1200 ファンシーデラックス」は、女性向けのアイテムを30個も装備しているわ。花置きや傘立て、サンバイザー裏に化粧ポーチが装備されていたり、ハイヒール掛けまである~! まさに「OKISHU」のご先祖様。こういうところも流石、やっぱり日産よね~(笑)。
1985年式の真っ赤なスズキ「アルト」は「麻美スペシャル」。もちろん小林麻美さんよ~(えっ、知らない!?)。室内が赤系のチェックに赤の無地とのコンビネーションシートはインパクトは強いけど、個人的には小林麻美さまのイメージではないような気が……(笑)。展示されているダイハツ「ミラ」のカタログはファッション誌のようなお洒落な雰囲気で、横に飾られているその時代を象徴する女性はロングのソバージュヘアとボディコン!
2000年式のトヨタ「WiLL Vi」は懐かしいわね〜。かぼちゃの馬車のような攻めたデザインね。これは異業種合同プロジェクトで誕生し、今でも斬新なデザインだわ~。
クルマと一緒に自分が映っている写真を会場に持って行くと入場料半額に
そして最後の5つめの展示は、「女性エンジニアの活躍、そしてさらなる多様性の時代へ」。マツダの執行役員を務める竹内都美子さまは「デミオ」のテストドライバーから「MX-30」の開発主査へ。そしてレクサス「UX」のチーフエンジニア、加古 慈さま。
この特別企画展では、「わたしのクルマ」のコーナーに掲示する写真を大募集中(締め切りは2024年12月1日)! クルマと一緒に自分が映っている写真(企画展示室での展示およびSNSなどへの掲載が可能な方)を持っていくと、本人1名のみ入場料半額になるわ!
このイベントを企画した大石典子さまは、
「今回は女性を切り口にしてドライバーやクルマの歴史を紐といてみました。いろいろな人が集まると多様性のイノベーションを起こします。これからのモビリティにはみんなが乗りやすい、愛されるクルマ作りを考えるきっかけになって欲しいですね」
とおっしゃってました~。個人的にはこういう企画展、好き~(ハート)。