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ホンダ「アクティトラック」を往年の街道レーサーテイストが漂う「旧トラ」スタイルに…軽トラブームの立役者が放つ究極の1台とは

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

  • ホンダ アクティトラック:旧トラはベース車が安く遊べるクルマとして魅力的だ
  • ホンダ アクティトラック:リアバンパー、リアブリスターフェンダー、リアウイングははビリキーノスペシャルボディキットを装着
  • ホンダ アクティトラック:旧トラのイメージを高めるホイールデザインは、街道レーサースタイルといえる仕上げである
  • ホンダ アクティトラック:フロントバンパーはオリジナルパッケージのビリキーノスペシャルボディキットを装着する
  • ホンダ アクティトラック:ワイパーを隠す形でエアロカバーをセットしている
  • ホンダ アクティトラック:フェンダーはビリキーノスペシャルボディキットとケーニッヒスタイルのブリスターを装着している
  • ホンダ アクティトラック:フェンダーはビリキーノスペシャルボディキットとケーニッヒスタイルのブリスターを装着している
  • ホンダ アクティトラック:ホイールはハロースペシャル自慢の「エイトシックス」14インチを装着。サイズはフロント9J-25、リア10J-38の組み合わせ
  • ホンダ アクティトラック:リアバンパー、リアブリスターフェンダー、リアウイングははビリキーノスペシャルボディキットを装着
  • ホンダ アクティトラック:旧トラはかつての街道レーサーテイストな仕上げが特徴だ
  • ホンダ アクティトラック:魅惑のゴールドフレークのボディは、よりラメ感と濃淡を表現するために何度も重ね塗りを繰り返すことで引き出した特殊ペイントだ

軽トラブーム立役者が放つ本気のカスタム

軽トラカスタムの第一人者である京都の「はろーすぺしゃる」。改造分野において著名な小田社長は現在、古い軽トラをベースに「旧トラ」という新しいジャンルを切り開こうとしています。今回紹介するのは、日本独自規格である軽トラを農道のスーパーカーから公道のスーパーマシンに変身させたインパクト重視のカスタムカーです。

古い軽トラをベースにカスタムを楽しむ「旧トラ」

京都の「はろーすぺしゃる」が製作するド直球の改造スタイルが昭和世代に突き刺さると話題になっている。近年YouTubeなどの影響もあり、「さまざまなスタイルがあって面白い」と人気急上昇中の軽トラ界だが、はろーすぺしゃるは現在のブームが始まる前から軽トラオンリーでカスタムを推し進めてきたショップであり、そのカスタムはつねに世の発想よりも一歩二歩先を行き話題になっている。

ここで紹介するゴールドのホンダ「アクティトラック」は、ショーモデルとしてインパクト重視で製作したモデルである。はろーすぺしゃるが現在推し進めているのが、古い軽トラをベースにカスタムを楽しむ「旧トラ」という新しいジャンルだ。

昭和スタイルのカスタムを得意とする同社のボディキットは、旧トラとのマッチングがとても良い。小田社長は昔ながらのヤンチャな改造好きとして有名で、そこがはろーすぺしゃるならではのアイデンティティへと繋がる。

オリジナルボディキットを装着することで往年の街道レーサーテイストに

チンスポイラー、オーバーフェンダー、リアウイングによって構成されるボディスタイルは、いわゆる往年の街道レーサーテイストである。改造車の原点ともいわれるスタイルは、旧トラに合わせることで新たな輝きを放つという狙いだ。

このアクティトラックが装着するエアロパーツは、はろーすぺしゃるオリジナルパッケージの「ビリキーノスペシャル」ボディキットだ。まるでワンオフ製作のように思えるボディキットはすべて購入可能で、フロントバンパー、リアバンパーにワイドフェンダー、リアブリスターフェンダー、リアウイングの組み合わせによって構成されている。

これが軽トラなのかと驚いてしまうエクステリアの仕上げは奇抜で、その容赦ない突き抜けたカスタムが海外でも話題になっている。じつは今、アメリカで軽トラが大人気で、はろーすぺしゃるが独自に作り出した軽トラカスタムカルチャーの人気が高まっている。

国内での人気はもちろん海外にも広がった軽トラカスタムの火付け役である、はろーすぺしゃる。今後も軽トラをキーワードにまだ見たことのないカスタムカーが誕生するに違いない。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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