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トヨタ「GR86」はホンダ「フィット」からの乗り換え…人生初のMT車の楽しさにハマってしまい、KUHL RACINGのフルキットでカスタムした全容とは?

トヨタ GR86:エクステリアを同一のブランドでコーディネートしているので完成度が高いドレスアップになっている

コンパクトカーから乗り換えた初めてのスポーツカー

トヨタ「GR」をテーマにしたA PITオートバックス東雲のモーニングミーティングは、2024年8月18日の早朝に開催されました。個性的なGR車両が集結するなか、気になるクルマをチェックしていくと、ひときわ目立つ1台を発見。KUHL RACINGのボディキットをまとったGR86を紹介します。

GRスープラに乗る弟と一緒にイベントに参加

会場を歩いていて、KUHL RACINGの厳ついエアロを装着したブラックボディの「GR86」を発見。聞けばオーナーの“ゆう”さんは、隣の「GRスープラ」に乗る弟の“タク”さんと2人でミーティングに参加したそうだ。

GR86オーナーの“ゆう”さんは、2022年式GR86を入手する前は、ホンダ「フィット」に乗っていたそうで、このクルマが初のマニュアル車であり、初のスポーツカーとのこと。今ではすっかりハマってしまっているが、このクルマを入手するまでは、自分がスポーツカーに乗るとは思ってもいなかったそうだ。ブラックが好きでボディカラーもブラックをチョイスした。装着するパーツも基本全てブラックで統一している。

KUHL RACINGのエアロを装着した真っ黒なボディが特徴

ボディキットは、基本的にKUHL RACINGの「03R-GT」(ナロー仕様)フルキットを装着している。大きく張り出したスクエアなデザインのフロントバンパーや、大胆な曲線を描くサイドスカート、ディフューザーとセットで迫力満点のリアバンパーが大きな特徴となる。これに加えてカーボンGTウイングや専用のKUHLの4本出しエキゾーストシステムを装着している。

ナローボディ仕様とはいえ、かなりド派手なエアロを装着しているにも関わらず、全体的に落ち着いて見えるのは、塊感が強調され、全体がまとまるブラックボディという影響もあるだろう。装着するホイールは、KUHL RACINGのVERZ KCV01で、スポーク部分はブラック、リム部分はクロームのタイプの19インチサイズをチョイス。これによって真っ黒なボディにクロームリムが浮かび上がり良いアクセントとなっているのだ。

NAのままECUをリライトして250psまでパワーアップ

足まわりは、BLITZの車高調を装着して、4cmほどローダウンしている。たった4cmのローダウンだが、A PITオートバックス東雲の低い輪止めでも最後まで下がることができないのは、アンダーディフューザーを装着しているためだ。

インテリアは運転席に真っ赤なBRIDEのバケットシートZETA4を装着し、着座位置の変更に合わせてステアリングをベルテックス社製のディープコーンタイプに変更している。これにより、約90mm手前に来るように調整されて、快適なドライビングポジションとなっているそうだ。

ちなみにこのクルマはNAのままながら、ECUのリライトによって最高出力250psにパワーアップを果たしている。スタイリングは格好よく、乗って楽しいマニュアルシフトのスポーツカーとなっているのだ。               

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