実車のボディカラーを見てひと目惚れしてしまいました

トヨタ「GR」車両だったら何でも参加OKというのが、2024年8月18日にA PITオートバックス東雲で開催されたモーニングミーティングでした。「GR86」や「GRヤリス」、「GRカローラ」など早朝から続々と集まった中から今回紹介するのは、GR86に乗る兄の影響で入手したというブルーの「GRスープラ」のオーナーです。

新古車で入手したマニュアルのGRスープラ

ここに紹介するのは、「GR86」に乗る“ゆう”さんの弟の“タク”さんだ。彼は、兄がGR86に乗ったことで影響を受け、これまでスポーツカーに乗ったことはなかったのだが、一念発起してGRスープラを手に入れたのだ。

「当初はグレーが良いかなと思って、マニュアル限定で探してもらった結果、新古車のこのブルーが出てきたんです。ドーンブルーメタリックといって2022年からの新しい色なんですが、カタログや写真で見るより実物を見たらすごくいい色で気に入って購入を決めました」

こうして2024年5月、2023年式のGRスープラ RZが納車されたのだ。“タク”さんは仕事でマニュアル車に乗っているということもあり、マニュアルの操作には全く問題なく、早速このクルマを通勤で毎日使っているという。

オプション設定されている珍しいタン内装がおしゃれ

“タク”さんが入手したのは、トップグレードのRZで、新車当時にオプションで選択することができたタン革内装を持つ珍しい個体だ。このタン革内装は、ブラックレザー内装とともにRZのみに設定されたメーカーオプションで、新車注文時に選択した車両にしか備わらない貴重な装備となる。タン革はシートのみならず、センターコンソールやステアリングなどにも使用され、車内はかなりゴージャス。これならバケットシートを装着したり、ハンドルを交換したりする必要もなく、最初から満足度の高いインテリアとなっているのだ。

「GRスープラって相当台数が少ないみたいで、あまり街ですれ違わないクルマなんで気に入ってます。兄弟車のBMW Z4のほうがよく見かけますからね」      

近い将来KUHL RACINGのボディキット装着する予定

まだ入手したばかりなので、取材当日はほぼノーマルの状態だったが、すでにカスタムプランは着々と進行中だという。

「兄のクルマと同じKUHL RACINGのボディキットをすでに注文済みで、来週には装着する予定なんです。毎日通勤で使うので、ナローボディ仕様だし、ホイールもしばらくはノーマルのままだと思いますが、それでも相当雰囲気は変わるはずなので、今から楽しみです！」

ちなみに“タク”さんが装着を依頼しているディーラーでは、ドーンブルーメタリックの施工はこれまでなかったようで、現在色合わせのためフューエルリッドを預けており、それを元にボディキットを塗装中という状態だそう。現在は代用品としてカーボン地のリッドが装着されていた。