いまはYouTubeなどを参考に極力自分でメンテ
その後、仕事が落ち着いたタイミングで高橋さんはミニのフルレストアを決行。もちろんパーツも豊富なミニゆえ、全くのオリジナルからワークス・クーパー仕様まで、その気になればどんな姿にも仕上げることができる。しかし高橋さんのチョイスは「BL(ブリティッシュ・レイランド/1975年~1986年)」時代のミニ1000仕様。
ちょっとだけ先祖返りの、10インチ・ホイールの最終期ごろ。ミニがまだ「レトロ・ファッションのアイコン」ではなく、デビューからだいぶ時間の経った、それでも「まだまだ現役のベーシックカー」だった時代の姿だ。かつて1981年式のミニ1000オーナーだった筆者も、その絶妙なチョイスに激しく賛同。
「じつはお世話になっていたショップさんが廃業してしまい、今では整備系YouTubeなどを参考に極力自分でメンテするようにしています。この手のイベントに参加するのは初めてなのですが、これも情報収集の一環です」
という高橋さん。長年連れ添った愛車の欠点は「無し」と言い切るだけに、ミニとの二人三脚は今後も末長く続いていくことだろう。
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