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中学生の頃からの憧れ「ミニ」を手に入れて26年…フルレストアしてチョイ渋「BL仕様」に仕上げた理由は? YouTubeを参考にDIYで整備してます

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TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: 長尾 循(NAGAO Jun)

いまはYouTubeなどを参考に極力自分でメンテ

その後、仕事が落ち着いたタイミングで高橋さんはミニのフルレストアを決行。もちろんパーツも豊富なミニゆえ、全くのオリジナルからワークス・クーパー仕様まで、その気になればどんな姿にも仕上げることができる。しかし高橋さんのチョイスは「BL(ブリティッシュ・レイランド/1975年~1986年)」時代のミニ1000仕様。

ちょっとだけ先祖返りの、10インチ・ホイールの最終期ごろ。ミニがまだ「レトロ・ファッションのアイコン」ではなく、デビューからだいぶ時間の経った、それでも「まだまだ現役のベーシックカー」だった時代の姿だ。かつて1981年式のミニ1000オーナーだった筆者も、その絶妙なチョイスに激しく賛同。

「じつはお世話になっていたショップさんが廃業してしまい、今では整備系YouTubeなどを参考に極力自分でメンテするようにしています。この手のイベントに参加するのは初めてなのですが、これも情報収集の一環です」

という高橋さん。長年連れ添った愛車の欠点は「無し」と言い切るだけに、ミニとの二人三脚は今後も末長く続いていくことだろう。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。
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