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本命!?のホンダ「N-BOX JOY」登場! 迎え撃つのは2代目になったスズキ「スペーシアギア」…ファッション感覚で選ぶ軽スーパーハイトワゴンから目が離せない

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TEXT: 萩原文博(HAGIHARA Fumihiro)  PHOTO: HONDA/SUZUKI/DAIHATSU/MITSUBISHI/萩原文博(HAGIHARA Fumihiro)

気軽にアウトドアを楽しむがコンセプトのスペーシアギア

対して2024年9月20日にフルモデルチェンジしたスズキ スペーシアは、軽スーパーハイトワゴンのクロスオーバーモデルブームの火付け役。初代モデルは2018年に登場し、今回のフルモデルチェンジで2代目となった。

スペーシアギアの外観デザインは、日常の行動範囲の中で、もっと気軽に、もっと思い切りアウトドア気分を楽しんでもらいたいという思いを込めた「10マイルアドベンチャー」がコンセプト。

フロントマスクは、アウトドアシーンで活躍するデジタルガジェットを意識したデザインを採用。スズキのSUVを継承した丸目のLEDヘッドランプをはじめ、ヘッドランプガーニッシュ、メッキブロックのフロントグリルの採用により逞しさを表現している。

サイドアンダーガーニッシュは、複数の多角形ブロックを結合したグラフィックを採用することで、頑丈で頼りがいのある印象を強めている。また、サイドドアガーニッシュにオレンジの「GEAR」ロゴを配することで気持ちが高まるような遊びゴコロを演出している。

さらに、フロントとリアのバンパーにスキッドプレートを採用し、SUVらしさをアピール。ホイールは、プラスネジをモチーフとしたスペーシアギア専用のガンメタリック塗装の14インチアルミホイールを採用している。

インテリアでは、撥水加工されたシート表皮に山の稜線や歯車、タイヤパターンなどをイメージした意匠を採用。エンボスの艶感と凸凹感の絶妙なバランスで、遊びゴコロと機能性を表現している。

スペーシアギアが搭載しているパワートレインは、最高出力64ps、最大トルク98Nmを発生する660cc直列3気筒ターボエンジン、あるいは最高出力49ps、最大トルク58Nmを発生する直列3気筒DOHCエンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせている。

トランスミッションは全車CVTを採用し、駆動方式は全グレードで2WDと4WDを選べる。燃費性能はマイルドハイブリッドシステムの効果によりWLTCモードで19.8〜23.9km/Lとなっている。

スペーシアギアの車両本体価格は195万2500円〜215万7200円(消費税込)。N-BOX JOYと比べると自然吸気エンジン車は高いがターボエンジン車は割安という戦略的な価格設定となっている。

* * *

これでN-BOX JOY、スペーシアギア、タントファンクロス、デリカミニと、軽スーパーハイトワゴンのクロスオーバーモデルが各社から揃った。デリカミニの4WD車は専用チューニングを施したサスペンションと大径タイヤの装着により悪路走破性を高めたことをアピールしている。

しかし、最低地上高を見るとN-BOX JOYが145mm、スペーシアギアが150mm、デリカミニ4WD車が160mm。そしてタントファンクロスの4WD車は165mmと最もロードクリアランスを確保している。

N-BOX JOYとスペーシアギアはクロスオーバーをファッション感覚で取り入れ、デリカミニとタントファンクロスの4WD車は本気でアウトドアを楽しみたいという人向けとキャラクターが分かれる。

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