GT-Rにベストな定番ホイールの最新作を紹介
R35 GT-Rでは純正採用されていたRAYSのホイール。しかし、第2世代のGT-Rの時代にも、RAYSのホイールはオーナーにとってはまさしく定番ともいえるものでした。その定番といえばメッシュと5本スポーク。そこでボルクレーシングからリリースされたメッシュと5本スポークの最新ラインアップを紹介しよう。
迫力のワイドボディ化などカスタムとの親和性も高い
レイズ伝統のクロススポーク=メッシュを採用した『ボルクレーシング21A』に、愛車の足もとを華やかに彩るスペシャルカラーの『スペックSR』が追加された。サイズは第2世代GT‒Rにベストマッチな18インチで、5種類のリムと3種類のフェイスデザインを揃えている。
デザインは1975年に発売されたレイズの記念すべき1作目『ボルク・メッシュ』や、初の鍛造モデルである1986年の『ボルクレーシング・グループA』を彷彿とさせており、レイズの歴史と共に歩んできた高性能ホイールのDNAを継承していることは一目瞭然。高い剛性と軽量化を求めるサーキット派やチューニングカーはもとより、圧倒的なディープリムが可能なためドレスアップ志向のユーザーにも最適だ。
カスタムした車両への装着を想定していることは、サイズ設定や細部の作り込みにも散見される。例を挙げればあえて奥行きを抑えたスポークで、ブレーキキャリパーを大型化しても干渉しにくく、かつ強度や剛性にまったく影響を与えていない。
そして注目の限定カラー『シャイニングブロンズメタル』だ。ブラックをベースにしつつ超光輝調のブロンズを重ね、光の当たり具合で色合いが変化するのが特徴で、純正色を筆頭にどんなボディカラーとも相性がいい。またFDMC(フォージドダイヤモンドミラーカット)処理されたリムは、濃淡や明暗を強調し全体を一段とシャープに引き締める。
歴史に名を残す名作の遺伝子を忠実に継承
細部をチェックしていこう。レイズの出発点であるボルク・メッシュに採用され、進化してきたクロススポーク・メッシュのデザイン。その最新版である本作は伝統のデザインを受け継ぎつつ、蓄積したノウハウと最新の技術を用いて開発した力作だ。激しい走りでも音を上げない強度や0.1秒を削り勝利へ導く軽さは、まさしくチューニングカー向けのホイールと呼ぶに相応しい。
S~LLLと5タイプをラインアップするリムは最大108mmで、オーバーフェンダーを装着したワイドボディにも対応。そしてリムは既存のブロンズがディスクと同色なのに対し、限定のシャイニングブロンズメタルはFDMC処理が施される。サイズは8.5~11.0J×18で価格は12万6500~13万2000円(消費税込)となる。
GT‒Rに華を添えるレイズの21AスペックSR、レアな限定モデルだけに争奪戦は必至かもしれない。
【問い合わせ】
レイズ・ユーザーダイヤル TEL:06-6787-0019
https://www.rayswheels.co.jp/
永遠の定番5本スポークはネオクラ車にもマッチ
シンプルながらも飽きのこない理にかなったデザインで、数多くの人気ホイールに採用されている5本スポーク。その代表が300km/hの追体験を謳う、レイズの『ボルクレーシング・グループC』だ。ネーミングはレースのカテゴリー『グループC』に由来し、軽さ/剛性/強度などを限界まで追い求めた逸品として、チューニング界を席巻したのを記憶している人もいるだろう。
そんな名作の血脈を受け継いだのが『ボルクレーシング21CスペックSR』で、クラシカルな雰囲気を保ちつつ最新の技術で機能性はさらに高められている。特筆すべきはステップリムの採用によって、1ピースながらワイドボディに対応できること。さらにフェイスはコンケイブのデザインが異なる3種類、リムは39〜108mmの計5パターンを用意することで、車両の仕様や好みに合わせた微細なセットアップが可能となっている。
通常カラーのダークガンメタとブロンズもそれぞれ味わい深いが、新たに追加された限定色の『シャイニングブロンズメタル』は、ブラックのベースに超光輝調のブロンズを重ね塗りすることで、光の当たり方や見る角度によって色合いが変化する特徴を持つ。またFDMC(フォージドダイヤモンドミラーカット)処理が施されたリムとの組み合わせにより、明確なコントラストを生み出し力強さと2ピースや3ピースに匹敵するゴージャスさをも身に纏う。
刻まれたディンプルこそグループCのDNA
細部をチェックしていこう。ひと目で『グループC』の後継モデルだとわかる、王道の5本スポークと中央に刻まれたディンプル。基本的なデザインが30年の時を経ても変わらないのは、デビューした時点で完成の域に達していた何よりの証だ。
21世紀になり生まれ変わった本モデルは、往年のファンやネオヒス世代の車両に加え、R35など最新のスポーツカーにもよく似合う。大きな開口部によるブレーキの冷却は数々のレースで立証され、そしてサイズアップしたキャリパーのアピールにもひと役買う。
純正フェンダーからワイドボディまで対応するサイズの設定は、サーキット派にとってもドレスアップ派にとっても魅力だ。8.5~11.0J×18で価格は12万6500~13万2000円(消費税込)となっている。
グループCと時代を同じくするR32やR33を筆頭に、第2世代GT‒Rの足もとにベストマッチだ。
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https://www.rayswheels.co.jp/