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なぜ軽油代を支払ったはずが未払い!?…オーストラリアでは米国との習慣の違いにも要注意!「カンガルー」や「冠水」の標識もマジです【豪州釣りキャンの旅_05】

なぜ軽油代を支払ったはずが未払い!?…オーストラリアでは米国との習慣の違いにも要注意!「カンガルー」や「冠水」の標識もマジです【豪州釣りキャンの旅_05】

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TEXT: 牧野森太郎(MAKINO Shintaro)  PHOTO: 牧野森太郎(MAKINO Shintaro)

  • カカドゥ国立公園へ続く1本道のハイウェイ。野焼きの火が、道路側まで迫っているところもあった
  • カカドゥ国立公園のウェルカムサイン
  • 特殊な自然の中で生きる動物、植物についての説明があった
  • 途中休憩のサービスエリアにて。RVが多い
  • 古い給油機と古い40系ランドクルーザー。どちらも生き残り組
  • 雨季には広範囲が水浸しになる。このサインは延々と続いていた。試し撃ちの弾痕もお約束
  • 都会を離れると、風景が雄大になった
  • 鼻が馬のように丸く体が大きいのがカンガルー、鼻が尖っていて小さいのがワラビーだそうだ。この絵はおそらくワラビー

オーストラリア・ノーザンテリトリー州でいざドライブ!

オーストラリア・ノーザンテリトリー州でトヨタ「ハイラックス」ベースのキャンピングカー、アポロ「キャンパーバン」をレンタルして、釣り人としてバラマンディの大物を狙う23日間の旅をレポート。ダーウィンの町のレンタカー会社で愛称「アポロ号」を受け取り、釣り仲間と男3人の旅がいよいよスタートしました。

レンタカーを借りたらまずは釣具屋へ

アポロ号の走りは快適そのものだった。さすがに世界のトヨタである。周囲のクルマを見ても、「ハイラックス」「ランドクルーザー」「ランドクルーザー プラド」など、トヨタの4WDが圧倒的に多い。大きな都市ではいろいろなブランドのクルマが走っているが、こういう厳しい環境ではシェアが大きく偏る。世界ナンバーワンの売り上げが伊達ではないことを痛感した。

一度ホテルに戻って荷物とキクを積み、最初に向かったのは釣具屋だった。事前にガイドにおすすめの釣具屋を聞いておいたのだ。ロードサイドの大型店で、バラマンディ用の道具はもちろん、オフショアの大物釣りのタックルも豊富に品揃えされていた。

「カカドゥ国立公園にバラマンディを狙いにいくんだけど」と相談すると、店員がおすすめのルアーに関してひととおり説明をしてくれた。キクは「日本のルアーが一番ですよ」とそっけなかったが、ぼくとケンさんは敬意を表していくつかルアーを購入した。

ガソリンスタンドでいきなり勘違いトラブル発生

釣具屋の隣にガソリンスタンドがあったので、給油していこうということになった。ここから国立公園のキャンプ場まで300kmほど走ることになる。燃料はたっぷり入っているに限る。

ところが、ここでまたトラブルが発生した。

アメリカでの給油は、レジでポンプ(給油機)の番号を告げて、たとえば30ドルなら30ドルを払ってから給油する。そうすると、買った金額のガスが入ったところでポンプが止まるという仕組みだ。ところが、オーストラリアでは、先に燃料(アポロ号の場合はディーゼル)を入れてからレジにいって支払いをする。

これを知らなかったため、ぼくはレジで「ポンプ1番、20ドル、ディーゼル」といってカードを差し出した。店員が一度受け取ったカードを戻したので、てっきり支払いが済んだと勘違いしてしまった。ポンプに戻って給油を開始。20ドルのところで止まらないので不思議に思いつつも、入った分だけチャージされるのだろうと思い込んで、そのまま発進してしまった。

アポロのリズさんから「燃料代を払うのを忘れているようだ」とメッセージが入ったのはその晩で、ぼくはようやく仕組みの違いに気がついたのだった。ガソリンスタンドの電話番号があったので、すぐに連絡をして、翌週の月曜にダーウィンに戻ったときに支払いにいくことで話が落着した。

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