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マツダ新型「CX-80」を長距離試乗! 3列目シートは「おもてなし」満載も乗り心地は…ドライブフィールは良好です

マツダ新型「CX-80」を長距離試乗! 3列目シートは「おもてなし」満載も乗り心地は…ドライブフィールは良好です

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TEXT: 橋本洋平(HASHIMOTO Yohei)  PHOTO: 宮越孝政(MIYAKOSHI Takamasa)

  • マツダ CX-80:これは素のディーゼルモデル、XD Lパッケージ
  • マツダ CX-80:全長1890mm×全幅1890mm×全高1710mmでホイールベースが3120mm、最低地上高は170mm
  • マツダ CX-80:堂々としたエレガンスを追求したというエクステリアデザイン
  • マツダ CX-80:スポーティさはトーンダウンさせて落ち着いた佇まいに
  • マツダ CX-80:ボディサイドのガーニッシュには直列6気筒エンジンを強調するバッジが付く
  • マツダ CX-80:タイヤサイズは前後とも235/50R20
  • マツダ CX-80:リアビューは水平基調で大人っぽく仕上げている
  • マツダ CX-80:実質的にCX-8の後継となるが、CX-60に続くラージ商品群の第2弾として位置づけられる
  • マツダ CX-80:3283ccの直6ディーゼルターボエンジン。最高出力231ps、最大トルク500Nmを発揮する
  • マツダ CX-80:ワイドなインパネと、サイドルーバーがドアトリムに食い込む造形でワイド感を強調するインテリア
  • マツダ CX-80:メーターは12.3インチのフル液晶で、ドライバーごとに視認性を最適化できるドライバー・パーソナライゼーション・システムにも対応
  • マツダ CX-80:センターディスプレイは12.3インチで、従来よりも文字サイズを大きくして視認性を高めている
  • マツダ CX-80:センターコンソールを極太とすることで、構造的な強さを表しているという
  • マツダ CX-80:Lパッケージのシートはブラックのナッパレザーが設定される
  • マツダ CX-80:2列目シートは2人掛けセパレートタイプ(写真)のほか、3人掛けのベンチシートも選べる
  • マツダ CX-80:2列目シートのスライド幅は大きい。写真手前が一番後方、写真奥が一番前方の状態
  • マツダ CX-80:センターコンソール後方にエアコン吹き出し口、USB、空調スイッチなどが備わり、2列目乗員の快適性も確保
  • マツダ CX-80:3列目シートは身長175cmの男性でも、100km程度までのドライブなら耐えられるサイズ
  • マツダ CX-80:3列目の左右にドリンクホルダーが備わる
  • マツダ CX-80:3列目にもエアコン吹き出し口が配置されている
  • マツダ CX-80:ラゲッジルームは3列目使用時で258L
  • マツダ CX-80:マツダ CX-80:ラゲッジルームは3列目格納時には687Lとなる
  • マツダ CX-80:2列目と3列目を格納した状態ではラゲッジ容量が1221Lまで拡大する
  • マツダ CX-80:マツダの国内市場におけるフラッグシップモデルとなる
  • マツダ CX-80:これはハイブリッドモデルのXDハイブリッド プレミアムスポーツ
  • マツダ CX-80:エグゾーストパイプをバンパーに隠すことで上品さを演出
  • マツダ CX-80:縦置きの3.3L直6ディーゼルターボエンジンに、モーターが組み合わされる
  • マツダ CX-80:プレミアムスポーツではタン色のナッパレザーが奢られる
  • マツダ CX-80:センターコンソールを極太とすることで、構造的な強さを表しているという
  • マツダ CX-80:メーターは12.3インチのフル液晶で、ドライバーごとに視認性を最適化できるドライバー・パーソナライゼーション・システムにも対応
  • マツダ CX-80:キルティングを施したスウェード調素材(レガーヌ)とナッパレザーで高級感を演出
  • マツダ CX-80:サンルーフを装着しているモデルでは開放感がさらに増している
  • マツダ CX-80:PHEVモデルを使ったアウドドア遊びも提案された
  • マツダ CX-80:PHEVモデルでは1500W電源を大いに活用できる
  • マツダ CX-80:PHEVモデルの充電ポート
  • マツダ CX-80:トーイングヒッチを装着しボートを牽引する例
  • マツダ CX-80:ドライブモードに「トーイング」が用意される
  • マツダ CX-80:牽引中のヒッチ部分をカメラでリアルタイムで見ることが可能
  • マツダ CX-80:3列目にはUSB-C、ドリンクホルダー×2、そしてエアコンの吹き出し口まで奢ってある
  • マツダ CX-80:ほとんどのクルマがピッチセンターを車軸の中心としている中で、CX-60から始まった新世代ラージ商品群はそれを車両後方へと飛ばしている
  • マツダ CX-80:ホイールベースが延長されたおかげで直進安定性は多少改善された
  • マツダ CX-80:ボディカラーは新色のアーティザンレッドプレミアムメタリック。マツダの「匠塗」に追加された

マツダから新登場の3列シートSUV「CX-80」にさっそく公道試乗!

マツダは2024年10月10日、新型クロスオーバーSUV「CX-80」を発売しました。「CX-60」に続いて国内でのラージ商品群の第2弾であり、マツダの国内市場におけるフラッグシップモデルとなります。そんなCX-80にモータージャーナリスト橋本洋平氏がいち早く試乗。徳島~淡路島~神戸を往復するロングドライブを通して見えてきた○と×とは?

ゆったりした空間を与えられたマツダのフラッグシップ

「CX-60」を皮切りに始まったマツダの新世代ラージ商品群。その日本における第2弾となる「CX-80」がいよいよ走り出す。じつはすでに北米ではそれより上の「CX-90」が存在するが、日本への導入はない。全長5mを超える車両となるため、日本にはマッチしないだろうという判断らしい。日本でもなんとか使える3列シートのSUVをという狙いがあり、日本はCX-80にしようとなったようだ。

事実上、かつて存在していた「CX-8」の後継モデルといっていいこのクルマは、それを目の当たりにすると、日本市場を考えているとはいえ圧倒される存在感がある。ちなみにCX-8のサイズは全長4900mm×全幅1840mm×全高1730mmでホイールベースは2930mm、最低地上高は200mm。いっぽう今回のCX-80のサイズは全長4990mm×全幅1890mm×全高1710mmでホイールベースが3120mm、最低地上高は170mmとなっている。

おかげで室内はかなりゆったりとした空間が広がっている。2列目のスライドを目一杯後ろにすれば、足も組めるスペースが広がるし、サンルーフを装着しているモデルでは開放感がさらに増している。ホイールベースが伸びたことで、ドアの全長がとても長くなり、結果として窓面積も大きいために圧迫感もない。

3列目の居住性と快適性は流石の「おもてなし」レベル

注目の3列目シートに腰掛けてみたが、身長175cmの筆者であっても頭上には拳5分の4個くらいは入る。もちろん、そこに座る際には2列目のシートを少し前に出してもらわなければならないが、現実的なところまで前に出してもらえれば100kmくらいまでの走行なら耐えられるかなという感覚がある。子どもや小柄な方であれば不満はないだろう。

そう感じさせてくれるのは3列目に備えたおもてなし装備の数々。USB-C、ドリンクホルダー×2、そしてなんとエアコンの吹き出し口まで奢ってあるのだ。試乗した当日は涼しくなってきたとはいえ、まだまだ車内ではエアコンを使いたい環境だったため、これはとても有り難かった。さらに、気になる静粛性に関しても流石。風切り音やホイールハウスからの音の侵入は最小限に抑えられている。CX-8時代よりもそのあたりは確実に進化したと思える環境がある。

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