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【5分で解説】ジープ初のEV「アベンジャー」のすべて…ちいさなボディでもしっかりジープしている、まさしく日本の道路事情に適した1台

【5分で解説】ジープ初のEV「アベンジャー」のすべて…ちいさなボディでもしっかりジープしている、まさしく日本の道路事情に適した1台

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TEXT: iconic  PHOTO: Stellantis N.V.

  • ジープ アベンジャー:走行モードは6パターンを設定。悪路走行用には「スノー/マッド/サンド」の3つを用意している
  • ジープ アベンジャー:1充電航続距離(WLTCモード)は486km。普通充電および急速充電に対応するため、日常シーンで乗る分にはストレスはない
  • ジープ アベンジャー:コンパクトサイズゆえの扱いやすさと利便性も備えたモデルとなっている。路地や駐車場での取り回しも用意で、ラゲッジルーム以外にも室内には多様な収納スペースを用意している
  • ジープ アベンジャー:ボディカラーにはサン、グラナイト、ボルケーノ、スノーの4色を用意
  • ジープ アベンジャー:ラゲッジルームは355Lの容量を確保している
  • ジープ アベンジャー:デザイン的な遊び心を取り入れているのもジープらしいポイント
  • ジープ アベンジャー:運転支援機能も充実。アダプティブクルーズコントロールは前方の車両が停止すると、車両を停止させるSTOP&GO機能付き
  • ジープ アベンジャー:走行中に車両、自転車および歩行者を検知する衝突被害軽減ブレーキも標準装備
  • ジープ アベンジャー:ボディはコンパクトながらジープらしいデザインを随所に採用してSUVらしい存在感を発揮する
  • ジープ アベンジャー:水平基調のシンプルなデザインは、使い勝手や機能性を考慮したもの。収納スペースも多く用意されている
  • ジープ アベンジャー:2024年9月に日本市場に導入されたジープブランド初の新型電気自動車であるアベンジャー。コンパクトなボディに最新の電動パワートレインとジープらしいオフロード性能を備えたモデルだ

ジープ初のEVモデルが日本上陸

2022年から欧州で販売が始まり、高い人気を集めているコンパクトSUVのジープ「アベンジャー」がいよいよ日本にも導入されました。登場したのは、1充電あたり500km弱の走行距離(WLTCモード)を実現したBEV(電気自動車)です。コンパクトで扱いやすいボディと、実用的なインテリアデザインを採用したアベンジャーの魅力に迫ります。

コンパクトなボディでジープらしい遊び心と存在感を発揮

2024年の6月以降、ティザーサイトを展開するなど日本市場への導入を盛り上げてきたのが、ジープブランド初となるBEVの「アベンジャー」。その正式発表が2024年9月26日に行われた。

2022年のパリ・モーターショーで発表されたアベンジャーは、同年のうちに欧州で発売され、ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー2023を受賞するなど、人気、実力ともに高く評価されている。エンジン搭載モデルもラインアップしているが、日本に登場したのはBEVのみとなる。なお、ジープブランドにとって日本市場へのニューモデル導入は、2020年のコマンダー以来、約4年ぶりのこと。それだけにジープとしては期待の1台といえる。

さて、そんな4年ぶりの新型車であるアベンジャーだが、特徴のひとつにコンパクトボディであることが挙げられる。全長4105mm×全幅1775mm×全高1595mm、ホイールベース2560mmというボディサイズは、ジープブランドでこれまで最もコンパクトだった「レネゲード」と比べても全長は150mm短く、全幅は30mm狭く、全高は100mm低い。とくに全幅が1800mm以下ということもあり、路地や狭い駐車場で苦労することは少ないはずだ。

一方、デザイン面ではフロントフェイスにはジープブランドの象徴といえる7スロットグリルを採用するなど、ジープらしい存在感を発揮するデザインを取り入れている。前後フェンダーも盛り上がりのある造形とすることで力強さをアピール。さらに、ジェリ缶(ガソリン携行缶)の強度を上げるために側面に刻まれた凹みからインスパイアされた「X」のシグネチャーライトをリアに装備している。

また「Design to function(機能性を考慮したデザイン)」を意識したというインテリアには、ダッシュボード下部や大型センターコンソール、ドアポケットなど、計約26Lもの収納スペースを用意しており、日本人ユーザーにも好まれる、利便性に優れた作りとなっている。

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