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ホンダ「Z」をさりげなくライトチューン仕様に!「N360」や「ライフステップバン」「S800」を所有する生粋のホンダ党が惚れ込む軽カーを紹介

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

  • ホンダ Z:外観はフルノーマルを保つ
  • ホンダ Z:水中メガネの愛称で親しまれた
  • ホンダ Z:リアウインドウの縁を太い樹脂で囲ったインパクトのある1台
  • ホンダ Z:エンジンは一見純正のように見えるが400ccボアアップ仕様
  • ホンダ Z:メーカー不明の3本スポーク小径ステアリングをセット
  • ホンダ Z:コブラのフルバケットシートを装着する
  • ホンダ Z:1960年代にアイビーファッションを大流行させた「VAN(ヴァン)」のエンブレムをフロントグリルに配する
  • ホンダ Z:オールステンレス製のタコ足とマフラーも装着
  • ホンダ Z:ホイールは希少なワーク製エクイップの10インチを履かせている
  • ホンダ Z:この後ろ姿に注目! 水中メガネの由来はこのリアハッチのガラス形状にある
  • 1972年式のホンダSA型 ホンダZとオーナーの赤壁 仁さん

水中メガネの愛称で親しまれたホンダ「Z」

サブロクこと360cc時代の軽自動車の中でも、そのルックスから「水中メガネ」の愛称で親しまれたのが1970年に発売されたホンダ初代「Z」です。スタイルは2ドアハッチバッククーペで、ドアハンドルは斬新な縦型ノブ、ハッチバックは窓枠と一体で開閉され、大衆車と違った遊び心を備えていた1台でした。今回紹介するモデルは、1972年式のSA型ホンダ Zです。

さりげなくライトチューンを施す

1970年に発売されたホンダ初代「Z」はベースの「NIII 360」が「ライフ」に切り替わるタイミングで空冷式から水冷式へと発展し、1972年にはクーペからハードトップにスタイルチェンジもされている。

1972年式ホンダSA型「Z」の2ドアハッチバッククーペを所有する赤壁 仁さん(54歳)は、以前からN360を所有していたがZも欲しくなり、程度の良い車体を探して購入。一番最初に買ったモデルはGSSハードトップだったが、しばらく乗り続けているうちに初期型ハッチバッククーペも欲しくなり購入。それがこのオレンジ色のZということだった。

赤壁さんの愛車は純正風だが、部分的に当時を感じさせるアフターパーツをセットしている。外観はフルノーマルだが、ホイールは希少なワーク製エクイップの10インチを履かせている。足まわりは強化ショックにローダウンサスと秘密の加工を施すことで、前後バランスを保ちつつ車高ダウンを達成。エンジンは一見純正のように見えるが400ccボアアップ仕様で、さりげなくオールステンレス製のタコ足とマフラーも装着していた。

N360やライフステップバン、S800などを所有する生粋のホンダ党

インテリアはオリジナル感を大切にレストアし、ヤレないようにキープ。純正そのままというのも面白味に欠けるので、運転席のみコブラのフルバケットシートにメーカー不明の3本スポーク小径ステアリングをセット。センターには旧ホンダロゴをあしらったホーンボタンをセットしている。

旧車好きにもさまざまな方がいるが、赤壁さんの場合は純正そのままのスタイルよりは、少しだけイジったライトチューンな旧車が好み。この愛車以外にもN360、Z、ライフステップバン、S800などのホンダを代表する歴代の名車を所有しており、そのほとんどが純正に戻せる範囲で変化を加えているということだった。それにしても、赤壁さんの愛車コレクションはまさに生粋のホンダ党といえるだろう。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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