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多彩なカスタムカーが集まって爆音比べ!? アメリカ発のカーショー「クリーンカルチャー」が千葉で開催されました

フロリダ生まれのカーショー「クリーンカルチャー」とは?

千葉県のロングウッドステーションで2024年9月15日に開催された「クリーンカルチャー・ジャパン2024」。本国アメリカでは50もの会場をツアーする、フロリダ生まれのイベント「クリーンカルチャー」の日本版となるカーショーです。参加するためにはアメリカでの審査が必要になるなど、アメリカのスタイルをできるだけ取り込んでいるこのイベント、いわゆる置きスタイルのカーショーがメインですが、ただ単にエントリー車両が並べられるだけではないのが特徴です。

ひと味違ったイベントスタイルを演出

「クリーンカルチャー・ジャパン2024」のカーショーのメイン会場となったのは、施設の駐車場ではなく、高低差もある芝生エリアを含めた施設の中庭。この場所を活かしたクルマのディスプレイがされており、芝生の上にもクルマを展示。この展示車両を取り囲むようにTRUSTやWORKといったメーカーや、さまざまなショップのブースが展開されていた。

展示車両に関してはいわゆるスタンス系のカスタム車両が多く見受けられたが、オールジャルのカーショーとなっているので多彩なカスタムスタイルを見ることができるのは言うまでもない。さらに一般的な置き型のカーショーと異なるのが、このカーショーエリア以外にもさまざまな特設エリアが設置されていることだ。

4つの特設エリアを用意

今回のクリーンカルチャー・ジャパンでは、特設エリアが4つ用意された。1つめはドリフトパフォーマンスを楽しめるエリア。ストリートスタイルのドリ車はもちろん、フォーミュラドリフトジャパンやD1GPの参戦車両・ドライバーも参加し、そのパフォーマンスが間近で見られるとあって、午前・午後の2回の開催時には多くの見学者がタイヤスモークを上げるドリフト車両に見入っていた。

その他にも、平野タイヤが呼びかけた10社以上のメーカーが集まったショッピングモールや、ドリフトラジコンエリアが設けられるとともに、クリーンカルチャーの特徴のひとつであるアメリカで「2-Step」と呼ばれるエキゾーストサウンドのパフォーマンスも行われた。これは2台のクルマが並んでエキゾーストサウンドを競うもので、その爆音に見学者の中には耳をふさぐ人もいたほど。

こういったカーショー以外の豊富なコンテンツが可能となるのは、イベントのコンセプトとともに、ロングウッドステーションという会場の環境ならではだろう。

アメリカ発で日本国内でも開催されるカーショーといえば「WEKFEST」などもあるが、そういったイベントともまたひと味違った楽しみ方ができるのが、「クリーンカルチャー」というイベントの魅力だろう。

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