3台目となるコペンは上げ系にカスタム
300台以上が参加した「第2回TCM(Tシャツ・コペンミーティング)」で唯一の上げ系カスタムで参加していたのが、大塚智也さんです。ベースとなったのは2019年式のダイハツ「コペン エクスプレイ」。エクスプレイの前にもコペン ローブを所有するなど、これで3台目のコペンだといいます。なぜ3台目は上げ系のカスタムを選んだのでしょうか?
オフロードをイメージしてDIY
「じつは、もう車高が上がった状態で購入したんです。それまで所有していたコペンは低くしていましたが、家の近所の坂が上れなくなり遠回りして帰るようになって……自分は何してるんだろうと思って。それで、今回のコペンは上げる方向に行ってみようかなと。“も。ファク”というコペン専門店で車高を上げてもらった個体がたまたま中古市場に出ていて、それを見つけて購入しました。
このコペンでオフロードを走ったときは、意外と登れちゃいましたね。4駆になるキットもあり、自分のものは2駆ですが雰囲気は十分楽しめます」
トヨタ「ハイラックスサーフ」に憧れがあり、似たようなパーツ装着車を見たことがあるということで、トランクにラックシステムを装着。このラックはホームセンターで購入した塩ビ管を組み合わせて製作したのだという。リフトアップだけでなく、パーツ自作などを行いコペンでクロカン4駆の雰囲気を楽しんでいる大塚智也さん。そのクルマの周りを1周してみると、ホイールの色やデザインなどボディ左右で雰囲気が異なっていることに気が付いた。
「人の目ってボディの左右を一度に見られないので、同じメーカーのホイールを左右で違うものに換えるっていうのは前からよくやっていて、こづかいも少ないのでなるべく1粒で2度美味しい感じにしてます。あとガンダムは昔から好きなので、片方はジョニー・ライデン仕様にしました。デカールはA4を10枚に出力して貼っています。後ろのザクのバズーカは、塩ビ管プラス樹脂で友達が作ってくれたものです」
フロントバンパーに自作パーツ装着を考え中
自分なりの仕様でコペンを演出している大塚さんだが、今後なにかカスタムを加えることは考えているのだろうか。
「リアの塩ビ管のパーツをフロントバンパーにも付けてみようと思っています。カンガルーバーみたいなもので、車体から少しステーを出して、グリルのとこで台形にして。多分取り付け部分が弱いので、鉄パイプじゃなくて塩ビ管がいいですね。あとはタイヤを出して、パイプのフェンダーを組んでみようかなとも思っています。リアのラックも、グラインダーで塩ビ管を自分でカットして付けているんで。やれることはなるべく、自分でやろうと思っているんですよ」
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