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リシャール・ミルとマクラーレンコラボ第4弾! 新型ハイパーカー「W1」に着想を得た腕時計はベゼルの開発だけでも9カ月…限定500本です

投稿日:

TEXT: AMW  PHOTO: McLaren Automotive

  • マクラーレン W1:マクラーレンが得意とする軽量エンジニアリングによって、車両重量を1399kgに抑えている
  • マクラーレン W1:公道走行可能なマクラーレンモデルとして最速を誇り、直線では0-300km/h加速12.7秒以下で、スピードテールの12.8秒を上回る
  • マクラーレン W1:マクラーレンのスーパースポーツ、F1(左奥)、P1(中央)、W1(右手前)
  • マクラーレンは、スイスの高級腕時計ブランドであるリシャール・ミルとのパートナーシップとのコラボで4作目となるRM 65-01 マクラーレンW1を発表した
  • ストラップはパパイヤオレンジのラバー製
  • マクラーレンのロゴが配される
  • 1時間に3万6000回という高振動数で動作する最高性能の自動巻クロノグラフムーブメント、RMAC4を搭載する
  • 1時間に3万6000回という高振動数で動作する最高性能の自動巻クロノグラフムーブメント、RMAC4を搭載する
  • マクラーレンは、スイスの高級腕時計ブランドであるリシャール・ミルとのパートナーシップとのコラボで4作目となるRM 65-01 マクラーレンW1を発表した
  • ラピッドワインディング(高速巻き上げ)機構が搭載されている
  • 480部品から構成された堅牢なムーブメントと、ライフスタイルに合わせて調整可能な可変慣性モーメントローターにより、デイリーユースにも適したモデルとなる
  • RM 65-01 マクラーレンW1の設計は形状、素材、機能性、そして駆動部において、マクラーレン W1の最先端かつ高性能な特徴を反映している
  • クラウンはマクラーレンのホイールデザインをベースにした新しいスケルトン構造のチタン製ダイヤルデザイン採用
  • 手首上のレーシングマシンとして技術的に最も複雑な作品のひとつとなっている

新型ハイパーカー「W1」に着想を得た腕時計が登場

マクラーレンは、スイスの高級腕時計ブランドであるリシャール・ミルとのパートナーシップとのコラボで4作目となる「RM 65-01 オートマティック スプリットセコンド クロノグラフ マクラーレンW1(以下:RM 65-01 マクラーレンW1)」を発表しました。ドライバーに必要不可欠な要素のみを提供し、無駄を一切排除するという考えで設計された「W1」の思想をこのモデルに反映するのは非常に困難だったといいます。この時計にどのような技術的ソリューションが盛り込まれているのか見てみましょう。

デイリーユースにも適した腕時計

マクラーレン・オートモーティブは、「RM 65-01 マクラーレンW1」の設計は形状、素材、機能性、そして駆動部において、「W1」の最先端かつ高性能な特徴を反映しており、この開発は、両社の共通の価値観を強調しているという。

リシャール・ミルは、このRM 65-01 マクラーレンW1に、5Hz(毎秒10振動)、つまり1時間に3万6000回という高振動数で動作する最高性能の自動巻クロノグラフムーブメント、RMAC4を搭載した。これにより、1/10秒までの計測が可能となった。

スピードというテーマに沿って、RM 65-01 マクラーレンW1には「ラピッドワインディング(高速巻き上げ)」機構が搭載されている。ムーブメントはシャシーマウンティングラバーに固定されており、専用プッシャーを押すだけで、60時間のパワーリザーブを迅速かつ完全に巻き上げることができる。

そして、マクラーレンの「performance everywhere(あらゆる場面でのパフォーマンス)」という理念に則り、RM 65-01 マクラーレンW1は、480部品から構成された堅牢なムーブメントと、ライフスタイルに合わせて調整可能な可変慣性モーメントローターにより、デイリーユースにも適したモデルとなる。グレーのエレクトロプラズマ処理が施された地板、ブラックPVD加工とグレーのエレクトロプラズマ処理が施されたブリッジなどの仕上げはクリスタル越しに見ることができる。

リシャール・ミルチームは実際にW1のクレイモデルを見学

W1が史上最も革新的なスーパーカーとして設計されているように、RM 65-01 マクラーレンW1は、手首上のレーシングマシンとして技術的に最も複雑な作品のひとつとなっている。カーボンTPT製のケースのサイズは43.84mm×49.94mm×16.19mm。

リシャール・ミルのクリエイティブチームはW1のフォルムからインスピレーションを得るため、クレイモデルを見学したという。チームはマクラーレン独自の「エアロセル」アーキテクチャを軸としたデザインにインスパイアされ、特徴的な「ダブル」ベゼルが誕生した。凹みが施されたベゼルは、最大の技術的課題のひとつであった。

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