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三男はダットサン「510ブルーバード」だけで30台以上所有! 一家全員で合計100台近くの旧車がある瀬尾一家とは…お気に入りの愛車をお見せします!

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

  • 瀬尾一家が所有するクルマは部品取り車を含めると100台近くに達する
  • 何でも自分でやる瀬尾知弘さん。そのため、ストックパーツの量もハンパない。ダットサン 510型ブルーバードに関しては、ありとあらゆる部品が揃っている
  • 珍しいダットサン 510型ブルーバードのワゴンを発見。しかも、コンディション抜群の車体が2台も保管されている
  • 珍しいダットサン 510型ブルーバードのワゴン。赤のモデルはフルオリジナル
  • 部品待ちのレストア途中のダットサン 510型ブルーバードもかなりある
  • 1970年式のダットサン 510型ブルーバード 1600SSSの見た目はわりと控えめだが、走りは超過激なスタイル。マフラーはチタン製を装着させている
  • ダットサン 510型ブルーバード 1600SSSののエンジンは完全レース用。イジッていないようで、必要以上にやり込んでいる。そんなギャップが狙いとなっている
  • ダットサン 510型ブルーバード 1800SSSのエンジンはカリカリにチューニングした2L仕様。エンジン本体も加工を施して最大出力と力強いトルクを引き出せる仕様になっている
  • 1970年式のダットサン 510型ブルーバード。レアな純正カラーであるサファリブラウンカラーを採用。定番のチンスポ、マーシャルマークのライトカバー、ハヤシ14インチホイールの王道セットを装着させて、ちょっとヤンチャなリメイクを楽しむ
  • 1970年式のダットサン 510型ブルーバードのエンジン
  • 1970年式のダットサン 510型ブルーバード。レアな純正カラーであるサファリブラウンカラーを採用。定番のチンスポ、マーシャルマークのライトカバー、ハヤシ14インチホイールの王道セットを装着させて、ちょっとヤンチャなリメイクを楽しむ
  • シルバーボディが美しいダットサン 510型ブルーバード
  • 1969年式のダットサン 510型ブルーバード 3.0仕様。顔面は1968年式のDXのグリルを入れて、フェンダーに加工を施してワイド化。深いリムのホイールを履けるように作り込む
  • ダットサン 510型ブルーバード 3.0仕様のポイントはエンジンでL4のエンジンを換装し、L6仕様にしている。つまり3L仕様で、「完全に直線番長です!」ということだった
  • ダットサン 510型ブルーバード 3.0仕様。顔面は1968年式のDXのグリルを入れて、フェンダーに加工を施してワイド化。深いリムのホイールを履けるように作り込む
  • ダットサン 510型ブルーバード関連の物を見つけると、つい欲しくなって買ってしまうという。とくに510型ブルーバードが走っていた頃の玩具はコレクションしている
  • 旧車のための置き場には貴重な昭和車ばかりが眠っている。まさに、ここは旧車天国であった
  • 旧車のための置き場には貴重な昭和車ばかりが眠っている。まさに、ここは旧車天国であった
  • 旧車のための置き場には貴重な昭和車ばかりが眠っている。まさに、ここは旧車天国であった
  • 旧車のための置き場には貴重な昭和車ばかりが眠っている。まさに、ここは旧車天国であった
  • あらゆる旧車用パーツを全国から集めてストックしている
  • あらゆる旧車用パーツを全国から集めてストックしている
  • ストリート仕様、街道レーサー仕様など、さまざまなカスタムを施したダットサン 510型ブルーバードが並ぶ
  • 1971年式のダットサン 510型ブルーバード 1800SSSは以前湘南エリア在住の方が乗っていて、譲ってもらった1台だ。サンデーレース仕様として製作。カラーリングはオレンジとレッドで迷ったそうだが、よく考えたらオレンジ系はすでに2台あったので、レッドにオールペンしたそうだ
  • 三男の瀬尾知弘さんはダットサン 510型ブルーバードのコレクター。総台数は30台オーバーに達する

家族全員が旧車コレクターの瀬尾一家

四国エリアの旧車好きの間で知らない人はいないほど有名な旧車マニアである「瀬尾一家」。家族全員が旧車コレクターで、日産、トヨタ、マツダ、ホンダのありとあらゆる旧車をコレクション。その数は正確に数えたことはないものの、部品取り車を含めると100台近くに達するそう。今回は、そんな瀬尾一家のクルマが集まる敷地を訪問。レポートをお届けします。

510ブルーバードだけで総台数30台オーバー

瀬尾一家は父親の瀬尾 晃さんを筆頭に、次男の明弘さん、三男の知弘さん、そしてお嫁さんまでもが旧車好き。その中でも特別にダットサン510型「ブルーバード」にこだわり、コレクションするのが三男の瀬尾知弘さんだ。コレクターとしての名前が日本中に通っているので、全国から買い取り希望の情報も入れば、その逆に売ってほしい……という依頼を受けることも。知弘さんの現在所有している510ブルーバードの総台数は30台超になっているそうだ。

この日本において、これだけ510ブルーバードのみを集めている人は他にはいないだろう。日本一の510ブルーバードコレクターといっていいかもしれない。広い敷地内には、母屋、物置、仕事場などが建てられていて、そのあらゆる場所に旧車が置かれている。そこには、実働車もあれば、レストア作業が進行中のクルマも数台あったりする。

「1台を集中して仕上げるというのが普通だと思いますが、ここまで台数が多いときっちり1台だけに愛情を注いで手をかけることができないのが本音です。部品待ちやちょっと面倒なので後回しにしようかな……といった感じで、製作途中、修復途中の510ブルーバードが数多くあるんです」

と、瀬尾知弘さんは話す。

独学でクルマの構造を学び、すべて自分の手で手がける

旧車好きの一家に生まれた瀬尾知弘さんは幼少期から旧車に囲まれた生活を送り、自ら乗ることもイジることも好きなので独学でクルマの構造を学び、その楽しさを知った。そのため、チューニングも含めてすべて自身の手で510ブルーバードと油まみれの付き合いを楽しんでいる。

瀬尾コレクションともいうべき510ブルーバードの中には使用目的に応じてオリジナルもあれば、ストリート仕様、街道レーサー仕様という個体もある。さらに趣味であるレース仕様も……。その数ある瀬尾さんのコレクションの中から、とくにお気に入りのマシンを写真ギャラリーで厳選して紹介しているので、じっくり見てもらいたい。510ブルーバードを知り尽くしたオーナーの手がけたマシンは、どれもマニアック。だからこそ、見ていて面白いのだ。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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