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レクサス新型「LX」が新開発のハイブリッドシステムで進化! 専用装備でタフさを増した「OVERTRAIL」にも注目です

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TEXT: 萩原文博(HAGIHARA Fumihiro)  PHOTO: LEXUS

外観は変更なしだがインテリアは装備充実

インテリアでは、12.3インチの大型フル駅長メーターを採用し、ドライバーが運転に集中できるよう、運転支援情報をわかりやすく表示した。そしてレクサスオフロード4WD車として初めて、エレクトロシフトマチックを採用している。

そのほか、フロント席にリフレッシュシートの採用や、センターコンソール上面の「置くだけ充電」の世代を更新して急速充電に対応させるなど、快適装備がさらに充実している。

安全性能は、最新の予防安全パッケージである「レクサスセーフティシステム+」を採用。運転状況に応じて、適切な操作サポートを行うプロアクティブドライビングアシストや、ドライビングモニターとの連携によるドライバーの運転状況に応じた最適制御などによりドライバーや乗員の負担軽減を行う。

専用装備を装着した「OVERTRAIL」を設定

車種ラインアップ拡充として、専用装備と内外装飾を施した「OVERTRAIL(オーバートレイル)」を追加。このグレードは、専用の黒光輝スピンドルグリルとマットグレー塗装アルミホイールをはじめ、各部品を黒・ダーク系でコーディネートすることで、苛酷な環境にも耐えるプロフェッショナルツールを表現している。

OVERTRAILには専用装備として、全車標準装備のセンターデフロックに加えて、専用にフロント&リアのディファレンシャルロックを設定。車輪がスタックした場合などに、必要に応じてディファレンシャルをロックすることで脱出性能を高めている。

また、レクサスLXとして初の設定となるオールテレインタイヤを採用。オンロード性能とオフロード性能を高次元でバランスさせたレクサスフレーム車向けの専用開発タイヤとなっている。

一部改良後のレクサスLXは2024年末から発売予定となっているが、レクサスLXは長期間にわたって受注ストップが続いている人気車。それゆえにこのパワートレインの変更を伴う一部改良は、納車待ちのユーザーにとっては気になるところだ。

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