男女平等を目指すランボルギーニが「#SheDrivesaLambo」を開催
ランボルギーニは、ヨーロッパ、中東、アフリカ各地から女性ジャーナリストやインフルエンサーを招待し、ランボルギーニの世界観に浸ることのできる唯一無二のイベント「#SheDrivesaLambo」を開催しました。このイベントの目的は性差の固定観念を打ち破り、自動車産業における多様性を支持する道を切り開き続けることとともに、男女平等を目指すランボルギーニの継続的なコミットメントを表明すること。今回実施されたイベントの内容を見てみましょう。
絵画のようなトスカーナを新型車でドライブ
アウトモビリ・ランボルギーニは、女性のための特別なイベント「#SheDrivesaLambo」を開催した。このイベントではサンタアガタ・ボロネーゼにあるランボルギーニ本社の中心部からはじまり、トスカーナの息を呑むような風景でのドライブなどを通じて、自動車産業における女性のダイナミックな役割にスポットライトを当てたワークショップを実施した。
また、参加者は新型「テメラリオ」、新型「ウルスSE」、限定モデル「レヴエルト オペラ ウニカ」などにも試乗することができ、女性のエンパワーメント、固定観念の打破、高性能車に対する認識の再定義に関するディスカッションの場ともなった。
この2日間のイベントでは、初日にカラー&トリムチームによるデザインワークショップ、生産ライン見学、アド・ペルソナム体験、モータースポーツとテクノロジーにについて女性エキスパートとのディスカッション、ヨガセッション、ランボルギーニ・ミュージアムでのピクニックなど、ユニークなアクティビティが行われた。2日目は、絵のように美しいトスカーナをドライブした後、イタリア人写真家アンナ・ディ・プロスペロ氏による写真に関するワークショップが行われた。
ランボルギーニの女性エンジニアとドライバーが語る
ランボルギーニのシニアエンジニアで、トリム&コンポジット部門のボディ責任者のエレナ・デル・モンテ氏は、女性エンジニアが同僚の尊敬を集め、次世代の女性エンジニアのロールモデルとなるために直面する課題について語った。ランボルギーニ・スクアドラ・コルセのドライバーであるダカール・ラリー・ドライバーのレベッカ・ブシ氏は、砂漠ラリーに参戦する以前から障害を乗り越えてきたことを振り返った。
このイベントは、パフォーマンスとライフスタイルのユニークな融合や、ランボルギーニが予想を超えた体験を創造し、人と違うことをあえてする人々の大胆な精神をサポートしていることを示すものとなった。
AMWノミカタ
ランボルギーニは先日アメリカで同様の#SheDrivesaLamboワークショップを開催したが、今回は更にレベルを上げるものとなった。ランボルギーニの会長兼CEOのステファン・ヴィンケルマン氏は、
「#SheDrivesaLamboで、私たちは多様性と包括性へのコミットメントを示し、私たちのクルマと同じように大胆で妥協を許さない女性たちと私たちのブランドがいかに共鳴しているかを紹介したかった」
と、語っている。これはランボルギーニが会社として多様性を推し進めていることをアピールする一方、マーケットとしての女性の存在を重要視しているということにほかならないだろう。パワフルで妥協を許さず、ダイナミックに活躍する女性のランボルギーニとの親和性は高いと感じる。このようなイベントをきっかけに女性がランボルギーニを積極的に選択する日が来るかもしれない。