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100台も集まった「NSXオーナーズデイ」は圧巻の光景! ラストは鈴鹿サーキット本コースのパレードラン…気になる来年の開催は?

ホンダNSX:参加車両は年式ではなく、カラー別で並べられていた

NSXオーナーによるNSXオーナーのための「NSXオーナーズデイ」

「NSXフィエスタ」が終了した翌年の2023年にホンダ「NSX」オーナーの主催・運営で開催され、100台ものNSXが集合した第1回の「NSXオーナーズデイ」。それから約1年半が経過した2024年9月22日、2回目となる「NSXオーナーズデイ2024」が開催されました。会場は第1回と同様に鈴鹿サーキット交通安全センターがメインで、運営スタッフの熱意により、さらにコンテンツが充実したミーティングとなりました。

雨でも楽しめる豊富なコンテンツを用意

2024年9月22日の「NSX オーナーズデイ2024」イベント当日は、鈴鹿サーキットの交通安全センターがメイン会場となっていたが、今回は前日の夜に鈴鹿サーキットホテルでのパーティーが開催され、こちらも大勢のオーナーが参加して食事やお酒を楽しみ、ゲストのトークショーに耳を傾け、NSX談義に華を咲かせていた。そして当日朝、会場には105台ものNSXとそのオーナー、170名の参加者が集合して、2回目のNSXオーナーズデイがスタートすることになった。

カラーごとに100台以上のNSXが整然と並べられた会場は、ARTAメカニクスがカスタムした「リガヴェロ」などの展示車両や出展社ブースも並んでカラフルでにぎやかなものとなっていたが、9月の空は今にも雨が降り出しそうな様子で、スタッフからも雨の心配をする声が。会長である富吉氏やゲストの挨拶などが行われた開会式が終了してしばらくすると、その心配が的中することになった。

1日を通して雨の場面が多くなってしまった今年のNSX Owners Dayだが、今回より屋内でのコンテンツも豊富に用意されていたため、参加者達は暇を持て余すことなく楽しめたようだ。

その屋内コンテンツとは、元・初代NSXチーフデザイナー中野正人氏、元・NSX車体開発責任者の塚本亮司氏、元・NSXダイナミック性能アドバイザー和田範秋氏によるトークショーや、プロショップによるメンテナンス解説など。さらに屋外ではスキッドコントロール体験、ホンダセンシング体験なども行われたが、こちらも雨に影響されないプログラムだったため、抽選で当選した参加者は用意された試乗車での走行を行っていた。

イベントのラストはコースでのパレードラン

オーナー同士の交流、屋内コンテンツ、交通安全センターでの体験走行など1日を通して楽しめるコンテンツが用意された2回目のNSXオーナーズデイ。第1回目同様、イベントのラストは鈴鹿サーキットの本コースを走行できるパレードランが用意されていた。ほとんどの車両が参加したパレードランが始まる頃には雨もやみ、オーナーはホンダのスポーツモデルの聖地ともいえる鈴鹿サーキットの走行を楽しんでから帰路についていた。NSXオーナーズデイとしての今後のイベント開催に関しては未定だが、鈴鹿以外での開催も模索中ということだ。

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