日本のトップラリーストが集結!
2024年10月6日(日)、静岡県にある富士スピードウェイで、ラリーチームも運営するウェルパインメディア主催の「RALLY FAN MEETING 2024(ラリーファンミーティング2024)」が開催されました。これはラリー選手とファンの交流を深め、ラリーの魅力を広く発信することを目的に行われ、今回も多くの熱心なラリーファンが全国から集まりました。
デモランには懐かしのラリーカーも登場!
ラリーファンミーティング2024では昨年同様、100台を超えるオーナーミーティングエリアへの入場参加者、さらに見学参加者も加わり、非常に多くの参加者を集めることとなった。
2回目となった今回、昨年から大きく進化したのは、なんといっても豪華ゲストの数々、さらにブース出展である。これら豪華なゲストによるトークショーや同乗体験があり、他にもワークスラリーカーをはじめとするラリーカーの展示、ラリーチームやモータースポーツ関連企業による出展ブース、オーナーミーティングといった内容も盛りだくさんの駐車場には、朝から多くのラリーレプリカ車両などが詰めかけた。残念ながら午前9時の開場のタイミングでは強い雨に降られたものの、その後の天候は回復。ヘビーウエットだった路面は、途中で何度も散水車を出さねばならないほどの好天に恵まれることとなった。
来場したラリードライバーは、新井敏弘、奴田原文雄、勝田範彦、柳澤宏至、村田康介、長尾綱也、兼松由奈、荏崎ろあの各選手。トークショーでは、コ・ドライバーとして活躍している梅本まどか選手と、元TBSアナウンサーの安東弘樹さんが登場した。
デモンストレーションランには、アライモータースポーツのスバルWRX(新井敏弘選手)、ウェルパインモータースポーツのスバルWRX(村田康介選手)、TOYOTA GAZOO RacingのGRヤリス ラリー2(勝田範彦選手)、RallyTeam AICELLOのAICELLO速心DLヤリス ラリー2が登場。他にも、KITサービスが1993年サファリラリーに参戦したスバル ヴィヴィオ(グループA)を持ち込み、エクセディのGR86、ウェルマーのGRヤリスもこれに参加した。
朝方は雨が降り、しっかり路面も濡れた状態からスタートした「RALLY FAN MEETING 2024」だったが、徐々に天候は回復していき、散水車が何度も出場することとなり、同乗走行の抽選に当たった参加者たちを助手席に乗せて盛大に走り回った。
ラリージャパンに向けたトークショーも
デモンストレーションの合間のトークショーでは、ラリージャパンに向けたトークショーも行われ、今回トヨタ車で初のラリージャパン参戦となる奴田原選手や、この愛知・岐阜でのラリージャパンで完走をしていない新井選手らからの意気込みも語られた。
オーナーミーティングエリア脇には、スバル インプレッサWRC98、スバル レガシィRS(グループA)、スバル インプレッサ555(グループA)、スバル ヴィヴィオRX(グループA)、トヨタGRヤリス ラリー1が並び、これら展示車両と愛車を並べて写真が撮れるツーショット撮影の機会も設けられていて、そちらも盛況だった。
とても、ラリーチームが開催するレベルではない大がかりなイベントとなったが、全日本ラリー選手権最終戦直前、そしてラリージャパン開催直前ということで、ファンはもちろん、関係者も非常に好意的で、大いに盛り上がりを見せて終了した。来年以降もさらに盛大なイベントとして盛り上がることに期待したい。