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ベントレーが「eFuel」を使用した世界初の国際試乗会を実施! 新型「コンチネンタルGT」で1万3000キロを走破し、1人あたりのCO2排出量は30%削減

ベントレーが「eFuel」を使用した世界初の国際試乗会を実施! 新型「コンチネンタルGT」で1万3000キロを走破し、1人あたりのCO2排出量は30%削減

投稿日:

TEXT: AMW  PHOTO: Bentley Motors

ゲスト1人あたりのCO2排出量は30%削減

試乗ルートは、スイスの4つの有名な峠を結ぶものだった。12台のコンチネンタルGTスピードは合計430kmを登り4500以上のヘアピンカーブを走り抜け、7日間で1万3000kmを走破したが、ゲスト1人あたりの二酸化炭素排出量は30%削減されている。

参加者は新しいシャシー技術のダイナミックな性能を体験しただけでなく、低エンジン回転数でトルクを補い、ギアチェンジのスムーズさを向上させるeモーターを使用したウルトラパフォーマンスハイブリッドパワートレインの利点も体験した。

会場でのイベントによる排出量は大幅に削減されたが、国際試乗会の環境面での大きな課題は、依然として参加者の国際線利用によるCO2排出量である。代替策がないため、ベントレーは引き続きこの分野でのCO2排出量をカーボンクレジットで相殺している。

AMWノミカタ

とある自動車ジャーナリストが、環境問題に最も有効な解決策は「燃料を変えること」だとコメントしていたことを思い出した。とくにeFuelの使用は特別な装置を追加する必要もないのでその効果は大きい。今回初めてベントレーはeFuelを使用しての試乗会を行ったが、じつはかなり昔からこの分野への関心は高く、初代コンチネンタルGTのトップエンドモデルである「スーパースポーツ」ではバイオエタノールを85%混合した「E85」燃料を使用することができる。

第4世代の最新のコンチネンタルGTスピードも「E10」までのバイオエタノール燃料を普通に使用することができる。eFuelの課題はその製造コストの高さにあるが、今後ガソリン並みの値段を実現することができれば、いま街を走っているクルマの環境問題のソリューションとして、またクルマ業界の世界地図を再び書き換えるゲームチェンジャーとしての大きな可能性を感じる。

【動画】スイスでeFuelを使用した世界初の国際試乗会を実施! ベントレー「コンチネンタルGTスピード」を観る

 

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