ライフワークはずばり「軽量化」!
エンジンは1800ccから2000ccへと載せ替えパワーアップ。ステンレス等長のエキマニを装着し、排気効率を向上させている。
また、足まわりも、その時々のフィールドに対応したセットアップができるように、オーリンズに特注したという車高調整式のサスペンションで、対応の幅を広げて万全の構えである。
そしてライフワークとして、コツコツとDIYで続けてきたのが「軽量化」だ。
「ロードバイクも好きなのですが、自転車の場合、グラム単位の軽量化でも、即座に軽くなったというのを感じるんですよ。自力で走ってますからね(笑)」
と佐々木さんは語る。なるほど、アバルト124ラリーのドアはガラスからプレクシに変更され、ドアヒンジなどにも軽量化のための「軽め穴」が開けられている。
「クルマの場合、そこまでは感じませんが、軽量化した部分が視界に入ると、軽くなった気がするでしょ? 気分も盛り上がるんですよね」
所有して30年経っても、取材の少し前にはボンネットに補助灯が備えられたグループ4仕様にするなど楽しんでいる佐々木さん。
「30年持っていても全然飽きないんですよ」
あと10年20年と、アバルトライフを楽しみ続けることだろう。
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)