知る人ぞ知るテクノファントムホイールをセット
ちょうどハコスカを手放したタイミングで、次に欲しいと思っていたコロナマークIIと巡り合った阿部さん。現在はとてもいい状態になっているが、仕事の合間に触ってなおしていったそうだ。そして、修復ついでに阿部さんはより速く、安全に走れるよう仕上げている。そのため、サスペンションとエンジンはフルオーバーホール。その際にサスは各ブッシュを交換し、ゆくゆくはオリジナル車高調キットを製作してセットしたいそうである。
エンジンは全バラシのついでにフルメカチューンを施している。仕様は2.2L化ユニットとして亀有エンジンワークス製ピストン、TRD製ハイカム/強化オイルポンプ、ビッグバルブなどをセット。キャブはソレックスφ44mmで、マフラーは5ZIGEN改マフラーをセットしている。
古いクルマはちょっとイジることで、ものすごくカッコよくなる。フルノーマルで楽しむのも良いが、他人と違ったスタイルで楽しむのが阿部さん流の旧車との付き合い方。そのため、見た目にもこだわり、ホイールは知る人ぞ知るハヤシレーシング製テクノファントムの14インチを履かせている。このコロナマークIIのファストバックスタイルに星型ディスクのホイールが抜群にキマり、オーナーのセンスの良さも感じる。
普段は通勤用として活躍する阿部さんのコロナマークII。気持ちよく走れるようにチューニングしたエンジンやサスペンション以外にも、快適に乗れるようにクーラーを取り付けていた。よって、今では旧車ならではの不満点はすべてほぼ解消してていると話してくれた。ちなみに、「ほぼ」の意味とは「燃費が悪すぎる点」ということだった。さすがにコレばかりはどうにもならないと諦めるしかない。
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