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「ミウラS」のレストア途中車両が30周記念モデル「ディアブロ SE30」とともに展示…「オート・エ・モト・デポカ」のランボルギーニブースを紹介

投稿日:

TEXT: AMW  PHOTO: Automobili Lamborghini S.p.A.

  • ランボルギーニがオート・エ・モト・デポカに出展
  • ランボルギーニ ミウラS:1968年12月13日に完成し、ローマに送られる予定だった車両
  • ランボルギーニ ディアブロ SE30:1994年に製造され、1995年4月にドイツに納車された個体
  • ランボルギーニ ディアブロ SE30:鮮やかな紫色の外装色が特徴
  • ランボルギーニ ディアブロ SE30:ガルウイングドアを採用
  • ランボルギーニ ディアブロ SE30:1993年9月にランボルギーニ社の創立30周年を記念して発表された
  • ランボルギーニ ディアブロ SE30:1993年9月にランボルギーニ社の創立30周年を記念して発表された
  • ランボルギーニ ディアブロ SE30:V型12気筒エンジンを搭載する
  • ランボルギーニ ディアブロ SE30:ポロストリコから真正の証明書が発行された個体
  • ランボルギーニ ディアブロ SE30:ラジオ付きCDプレーヤー、4点式ハーネスシートベルトなどを装備する
  • センターインサートを備えたステアリングホイールを採用
  • ランボルギーニがオート・エ・モト・デポカに出展
  • オート・エ・モト・デポカで展示されたランボルギーニ ミウラS(左)とディアブロ SE30(右)
  • ランボルギーニ ディアブロ SE30:わずか150台の限定生産のうちの99番目に生産された
  • ランボルギーニ ミウラS:フレームとスキンが修復された状態で展示された

ランボルギーニ30周記念モデルがオート・エ・モト・デポカに展示

ランボルギーニは2024年10月24日から27日までイタリアのボローニャフィエレ・エキシビションセンターで開催された「オート・エ・モト・デポカ」に出展しました。ブースでは、クラシックランボルギーニの車両を修復、維持するための部門「ランボルギーニ・ポロストリコ」がレストア中の1968年式の「ミウラS」と保存状態の良い1994年式の「ディアブロSE 30」を展示。この2台の価値あるモデルの詳細について紹介します。

レストア中のミウラSをお披露目

アウトモビリ・ランボルギーニは、2年連続でイタリアのボローニャフィエレ・エキシビションセンターで開催された「オート・エ・モト・デポカ」ショーに参加した。ランボルギーニ社を代表してブースを構えるのは「ランボルギーニ・ポロストリコ」で、この部門はブランドの歴史を保存し、会社のアーカイブ車両の管理、車両の修復、そしてディアブロシリーズに至るまでのクラシックランボルギーニの品質を公式に認定している。このブースでは、レストア中の1968年式の「ミウラS」のボディや、1994年式の「ディアブロSE 30」を展示した。

展示される現在修復中のミウラSは1968年12月13日に完成し、ローマに送られる予定だった車両である。外装は白、内装はマスタード色で仕上げられたこのモデルは、フレームと「スキン」(ボディパネルを意味する専門用語)が修復された状態で展示された。フレームはすでに元の黒色に再塗装されているが、リア部分はボディワークが施されていない未完成の状態であるため、期間中は修復の過程を間近に見学できるまたとない機会となった。

高級スーパースポーツカーの歴史を塗り替え、「スーパーカー」という概念を打ち立てたミウラの2番目のバージョンであるミウラSは、1968年11月のトリノ・モーターショーで初めて公開され、技術面とフレームの改良、トリムの改善、そしてすでに信じられないほど速かった前シリーズと比較して、より高いパワーとスピードで世間を驚かせた。

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