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先代に続き2台目のトヨタ「GR86」はパーツ厳選の「大人カスタム」…真っ赤なボディにカーボン&ブラックペイントでコーディネート

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TEXT: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)  PHOTO: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)

  • トヨタ GR86:真っ赤なボディにカーボンパーツやブラック塗装がアクセントになっている
  • トヨタ GR86:リアウイングにもVORTEXのカーボン製をチョイスしている
  • トヨタ GR86:ホイールはボルクレーシングTE37 SAGA S-plusタイムアタックエディションの18インチを装着する
  • トヨタ GR86:ボンネットはVORTEXを採用する。エアダクトへのカットラインが美しい
  • トヨタ GR86:SARDのTi-Zフルチタンマフラーを採用する
  • トヨタ GR86:craft squareのカーボンミラーを装着している
  • トヨタ GR86:レッドカーボン×ブラックカーボンのステアリングにはGRのロゴが入る
  • トヨタ GR86:運転席と助手席ともにBRIDEのフルバケットシート・ジータIVを装着する
  • トヨタ GR86:インテリアはエクステリアのカラーリングとは逆で、ブラックベースでレッドのアクセントが入るイメージ。クルマ全体のカラーコーデイネートが完璧だ
  • トヨタ GR86:レッド×ブラックを基調としたカラーコーディネートが美しい。TE37 SAGA S-plusタイムアタックエディションの赤いアクセントも効果的だ
  • トヨタ GR86:上質なパーツのみを厳選して装着しているという、“りょうたろす”さん

ボディから足まわりまでバランス良くチューニングされたGR86

カスタムやチューニングが大好きなGR86/86/BRZファンが集まるTRUSTのユナイトミーティングが2024年10月13日に開催されました。今回は、そんな会場の中でも上質なチューニングが際立っていた、“りょうたろす”さんのトヨタ「GR86」にフォーカスして紹介します。

レースシーンなどで実績があるパーツのみをチョイス

広い会場内に集まった80台オーバーの86/BRZの中でもひときわキレイなクルマを発見。しかもボディ各部はあらゆる箇所に手が入っているのだが、全体的にバランスよくまとまっている。オーナーの“りょうたろす”さんに話を伺ってみた。

「このクルマは2022年式GR86になります。新車で購入しました。じつは以前にZN6型に乗っていたことがあって、間にRAV4を挟みましたが、もう一度86に戻ってきました。2回目なので、今回はしっかりと良いパーツを厳選して装着して“大人のカスタム”を目指してます」

“りょうたろす”さんが語るとおり、見た目だけでなく、見えない部分にもしっかりと手が入っており、まさに大人のGR86カスタムといった感じの仕上がりになっている。

赤いボディにカーボンパーツやブラック塗装がアクセント

ボディはTRDのフルエアロを装着したうえで、ボンネットとリアウイングはVORTEX社製のカーボン製をチョイスしている。またミラーもクラフトスクエアのカーボン製を装着。ボディカラーがレッドなので、カーボン地がTRDエアロのブラックアクセント部分とともにちょうど良いアクセントカラーになっている。

じつはこのVORTEXのフロントフードが優れもので、カーボン成形もかなりレベルが高いそうだ。またその形状からわかる通り、ラジエター後方の熱気を効率よくエンジンルーム内から排出してくれる構造になっている。これによってエンジンルームに熱い空気が滞留することがなくなり、水温や油温、吸気温などもこれまでより下がるようになったそうだ。ちなみにマフラーはSARD製のフルチタンで驚くほど軽量なのだとか。

乗り心地や運動性能も考えて足まわりもチューンアップ

足まわりもかなりこだわった内容だ。まずサスペンションはZN6の時にも使用して良かったというKWのVer.3車高調をチョイス。ブレーキは橋本コーポレーションで限定発売されたビッグローター&ブレンボキャリパーのGTキットで、フロント6ポッド、リア4ポッドという構成。

そして装着したホイールはボルクレーシングTE37 SAGA S-plusタイムアタックエディションで、カーボンパーツ等と合わせるためブラックをチョイス。サイズは18×9.5J+44に235/40R18のPOTENZA RE004を組み合わせている。

ちなみにこの他にも足まわり各部やトランスミッションマウントなどのゴム類を強化パーツに交換しているが、「ステアリングセンターがしっかり出て、クルマがシャキッとした」そう。見た目だけでなくワンランク上の快適な走行ができるようになったそうだ。

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