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オーストラリアで初めての「Airbnb」泊にチャレンジ! 現地のホットロッド車に右ハンドルが多い理由とは?【豪州釣りキャンの旅_09】

オーストラリアで初めての「Airbnb」泊にチャレンジ! 現地のホットロッド車に右ハンドルが多い理由とは?【豪州釣りキャンの旅_09】

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TEXT: 牧野森太郎(MAKINO Shintaro)  PHOTO: 牧野森太郎(MAKINO Shintaro)

  • 初めて利用したAirbnbは広大な敷地の中のかわいいキャビンだった
  • キャビンの前にアポロ号を駐車
  • 質素な部屋だが清潔で居心地がよかった。65ドルなら文句なし
  • プールもついている
  • バス停みたいだが、これがダーウィン空港。ケンさんとキクが搭乗ターミナルへ向かう
  • ダーウィンのウォーターフロント地区にある野外映画館、「デッキチェア・シネマ」
  • ビールを飲みながら映画が見られる。これは気持ちよさそう!
  • クルーズ船のターミナル。大きな船が碇泊していた
  • アボリジニーのアートは評価が高い。値段も高かった
  • 個人的に気に入った作品
  • 通りがかりの教会に入ると、歌を歌いながらのミサ(?)が行われていた
  • 建築的にも興味深い
  • エスニック感満点のアジア飯。「レストルームは?」と聞くと、左の椅子を指さされた
  • オーストラリアのホットロッド軍団。店の中では、みんな、ガンガン飲んでいました
  • このあと、飼育員が差し出した鶏肉をガブリ!

釣り仲間を空港に送り届け、ぶらり一人旅モードに

オーストラリア・ノーザンテリトリー州でトヨタ「ハイラックス」ベースのキャンピングカー、アポロ「キャンパーバン」をレンタルして、釣り人としてバラマンディの大物を狙う23日間の旅をレポート。釣り仲間と男3人でフィッシングトリップを満喫するという旅の前半は終了し、次の1週間はノーザンテリトリーの国立公園を一人旅して徐々に南下していく予定です。

右ハンと左ハンが入り混じったホットロッド軍団に遭遇

あっという間に1週間が経ち、ケンさんとキクが帰国する日がやってきた。ウィルダネスロッジを後にして、ダーウィンへと走る。

滞在中はあまり気にならなかったのだが、じつは猛烈に蚊に刺されてしまった。明け方にテントから出ようとしたとき、スクリーンにびっしり蚊が止まっているのを見てギクッとした。当然、テントの中にも入り込んでいるだろう。寝袋に潜り込んでいるとはいえ、ヤツらも本気。餌食になって当然だ。足や額をボリボリかきながらの運転となった。

途中のサービスエリアで、ホットロッド軍団と遭遇した。オーストラリアは長く左ハンドル禁止で、アメリカ車はすべて右ハンドルにコンバートされていた。何度か雑誌で取り上げたが、右ハンドルのローライダーというのも妙なものだった。どうやらこのルールは撤廃されたようで、集まったクルマには右と左が入り混じっていた。

時間があったので、ダーウィンで「クロックケイブ(ワニの洞窟)」というアトラクションに寄った。獰猛で知られるソルトウォーター・クロコダイルが飼育されていて、飼育員が差し出す鶏肉にかぶりつくパフォーマンスを披露する。

一番人気は、水着を着たお客さんが透明カプセルに入り、ワニのいるプールに入る肝試し。本人たちはコワ楽しそうだったが、やってみようという気にはならなかった。

「Airbnb」を利用して節約しながら快適な旅を

ふたりをダーウィン空港に送り届け、その日の宿へと向かった。

じつは、今回の旅では、新しいチャレンジを予定していた。それが、Airbnb(ABNB/エアビーアンドビー:民泊仲介サイト&アプリ)だ。2022年のアメリカ旅行でキャンプ場の予約に苦労した話はすでに書いたが、じつはモーテルも同様だった。しかも、高い! 以前は50~60ドルくらいで泊まれた中級以下のモーテルでも、平気で120ドルという。円安のご時世では、1万8000円だ。これにひとりで泊まりたくない!

そんな話をすると、知り合いの編集者がAirbnbをうまく利用して国内・国外を問わずに旅行しているという。そこで、ぼくも試してみることにしたのだ。

初めて泊まるAirbnbのホストはピーターさん。植物や鳥がいっぱいの広い敷地にいくつもキャビンを建て、宿泊施設を経営している。部屋には、敷地にいる鳥の自作図鑑まで用意してある。プールもシャワーも清潔だ。この部屋が65ドルとは、飛びつきたくなる。

送られてきた手順にしたがってゲートの呼び鈴を操作すると、ピーターさんが迎えに来てくれた。

「はじめまして。よろしくお願いします」

「$%&#<」

うまく聞き取れず、「え、なんですか」と聞き直すと、「$%&#<」。なんだろう? どうにも分からなくて首を傾げると、「(メールのやりとりから)日本人なのかと思いましたよ」

すっかり日焼けして、蚊に刺されて顔はボコボコだが、いったい何人に見えたのだろう? 後から妙に気になった。

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