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はじめて買った車がフィアット「500L」…以来18年、サーキット走行優先でDIYでカスタム! オバフェン化にも理由がありました

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TEXT: 近藤浩之(KONDO Hiroyuki)  PHOTO: 近藤浩之(KONDO Hiroyuki)

  • 1969年式のフィアット 500Lとオーナーの“まんじ”さん
  • フィアット 500L:リアフードは下開きに変更されている
  • フィアット 500L:ホイールはミニ用を改造した10インチとなっている
  • フィアット 500L:エンジンは650ccにボアアップしインジェクション化されている
  • フィアット 500L:スロットルボディケースなどは自身で設計したもの
  • フィアット 500L:コンピュータ制御のための配線が室内を這っている
  • フィアット 500L:ドライバーズシートはバケットで、それ以外のシートはオフされている
  • フィアット 500L:制御用のコンピュータも自作
  • フィアット 500L:メーターはコンピュータ制御にともないデジタル化されている
  • フィアット 500L:フェンダーは前後ともにワイド化されている
  • フィアット 500L:20歳の時に購入し、18年間乗り続けている

ルパンが乗っているクルマを購入

20歳の時に初めてのクルマとして購入し、18年間1969年式のフィアット「500L」を所有し続けている、“まんじ”さん。購入のキッカケは「ルパンが乗っているクルマ」ということで、近くのショップに行った際にこの個体を気に入って購入。サーキット走行を優先してカスタムされた1台を見ていきます。

制御用のコンピュータを自作

“まんじ”さんのフィアット「500L」は、レースに勝つためにカスタムを施している。エンジン関連は、ピストン変更で650ccにボアアップ、ヘッドも加工しハイカムを入れている。さらにインジェクション化とともに高圧のガソリンポンプに変更しているが、コンピュータを含めて自作した部分が多いという。

「インジェクターはサードを使っています。インジェクターを買って寸法を計り、スロットルボディケースは自分で設計して、町の工場に頼んでアルミで作っています。コンピュータは作りました。

購入すると値段が高いですし、そういう趣味もあったので、自分で作ってやるかって。セッティングは変えられますが、いじってるのは燃料噴射と点火のタイミングぐらいですね。燃調のいいところを使えるので抜けがないし、やっぱりいい感じですね」

サーキット走行を優先してカスタム

エンジン以外にもオーバーフェンダーを装着するとともに、ローダウンスプリングを入れて車高を落としホイールも10インチに変更しているが、これらもサーキット走行を考えてのものだという。

「走行会でオーバーフェンダーとかワイドなクルマにどうしても勝てないので、自分もワイドにしました。ホイールは海外のレースをYouTubeで観ると、10インチに下げている方が多いんです。それがカッコいいなと思って、ミニ用のホイールをカスタムして履けるようにしています」

「500Lの魅力は自分のドライビングスキルが如実に現れる感じがして……、いろいろといじりやすいという点もあるので、おもちゃみたいですね。次は排気量を上げたいですが、ワイドにしたばかりなのでとりあえず乗りこなせるようにしようと思っています」

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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