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ランボルギーニが過去最高!…販売台数、売上高、営業利益で絶好調の理由は?「テメラリオ」「レヴエルト」「ウルスSE」が数年分のバックオーダーを受注

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TEXT: AMW  PHOTO: Automobili Lamborghini S.p.A.

  • ツインターボV8ハイブリッド・パワートレインを搭載するランボルギーニ テメラリオ
  • 2023年6月に日本初公開されたランボルギーニ レヴエルト
  • ランボルギーニ初めてのプラグインハイブリッド車(PHV)であるレヴエルト
  • ランボルギーニの初めてのクロスオーバーSUVとして登場したウルス
  • ランボルギーニの初めてのクロスオーバーSUVとして登場したウルス
  • 2024年1〜9月の実績からもランボルギーニはラグジュアリーセグメントで最も収益性の高いブランドのひとつであることが証明された
  • ランボルギーニは2024年1〜9月に合計8411台を納車し、2023年同期比8.6%増となる
  • ランボルギーニの2024年1〜9月の売上高は24億3400万ユーロで前年比20.1%増、営業利益は6億7800万ユーロで2023年同期比9.8%増を記録することとなった
  • ランボルギーニCEOのステファン・ヴィンケルマン氏
  • マネージングディレクター兼CFOであるパオロ・ポマ氏
  • 2024年8月にデビューしたたランボルギーニ テメラリオ
  • ランボルギーニは2024年1〜9月に販売台数、売上高、営業利益の面で過去最高の業績で締めくくった

販売台数、売上高、営業利益が過去最高の業績を達成

ランボルギーニは1年6カ月の間に3台の新車を導入したことにより、販売台数は前年比8.6%増の8411台、売上高は20.1%増の24億3400万ユーロを達成する結果となりました。今回発表された2024年1〜9月の実績からもランボルギーニはラグジュアリーセグメントで最も収益性の高いブランドのひとつであることが証明されたこととなります。

8411台が納車、売上高は24億3400万ユーロ

ランボルギーニは2024年1〜9月を販売台数、売上高、営業利益の面で過去最高の業績で締めくくった。この期間に合計8411台が納車され(2023年同期比8.6%増)、売上高は24億3400万ユーロで前年比20.1%増、営業利益は6億7800万ユーロで2023年同期比9.8%増を記録することとなった。

ランボルギーニ会長兼CEOのステファン・ヴィンケルマン氏はこのようにコメントしている。

「テメラリオの発表により、ランボルギーニのラインアップを完全にハイブリッド化するという重要なマイルストーンを達成できました。これはランボルギーニにとって重要な瞬間であり、私たちが経験している変革の重要性とインパクトを浮き彫りにするものです」

ランボルギーニが製造するすべてのモデルは堅実かつ継続的に拡大しており、高い顧客需要を維持している。「レヴエルト」だけでも2年以上の納車待ち期間があり、2023年4月に発売された「ウルスSE」については、2025年の生産台数すべてをカバーするオーダーバンクを達成している。モントレー・カーウィークで発表された今期の主役である新型「テメラリオ」は2024年9月から正式に受注が開始され、非常に好意的な反応が寄せられているという。

AMWノミカタ

ランボルギーニの2023年の販売台数は1万112台となるが、2024年にこの数字が破られるのはほぼ確実であろう。同じく2023年の売上高は26億6000万ユーロなので、ほぼ2024年の1〜9月で並んだと言っていい。好調の要因は、1年6カ月の間で3モデルの新車の導入と語っているが、そのどれもが数年分のバックオーダーを抱えていることはブランドのさらなる成長と革新戦略のための強固で安定した資金的基盤を築くものである。

中古車情報を見てみると、ウルスは新車販売価格相当、さらに一部モデルでは新車価格を大きく上回る価格で取引されている。もちろんこれはモデル自体の魅力がもたらす結果であると言えるが、買って損をしないブランドという購入者の強い認識もこれらの数字を大きく押し上げる要因であろう。ランボルギーニの快進撃はまだ終わりそうにない。

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