キュートな外観に包まれた最先端の電気自動車
ボディサイズは全長4140mm×全幅1800mm×全高1570mm。先に発表した「5(サンク) Eテック エレクトリック」よりもひとまわり大きく、Bセグメントに属する。
スタイリングは往年の4を彷彿とさせながらもクロスオーバー色の強いハッチバック。フロントまわりで目を引くのはヘッドライトと一体化したイルミネーショングリル。クラシカルな雰囲気を漂わせながら、光の演出によって先進性をアピールする。また、独特の形状な台形型リアクオーターウインドウや3分割した縦形状のテールライトが4を思わせるデザインとなっている。
室内空間を広くして居住性を確保
インテリアには横長のデュアルスクリーンを採用。ドライバーの正面には10.1インチ(もしくは7インチ)のスクリーン、インパネ中央には10インチのマルチメディアスクリーンが採用される。このマルチメディアスクリーンにはGoogle「OpenR Link」システムが内蔵され、各種アプリとサービスを提供するという。
室内空間を広くして居住性を高めているのが特徴で、ラゲッジスペースも35Lの床下収納スペースを含む420Lの容量を確保。リアシートは折りたたみ式のベンチタイプとするなど、実用性を追求している。
2つのグレードを用意
ルノー 4 Eテック エレクトリックは2グレードがあり、ひとつが52kWhのリチウムイオンバッテリーと150ps/245Nmを発生するモーターを搭載し、WLTP航続距離を400kmとする「コンフォート・レンジバージョン」。もうひとつが40kWhのリチウムイオンバッテリーと120ps/225Nmのモーターを搭載し、WLTP航続距離300km以上とする「アーバン・レンジバージョン」だ。
時速12km/h以上で作動するワンペダル機能を搭載しているほか、「スノー」と「オールテレイン」の2モードが選べるエクステンデッド グリップトラクション コントロールシステムなどを採用。これらの機能によりあらゆるシーン、さまざまな路面で容易かつスムーズな運転が可能となっている。