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「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

  • 2024年のアジアクロスカントリーを戦ったトヨタ150系ランドクルーザープラドなどを展示。ドライバーは川畑真人さんだ
  • 男性をターゲットにした「俺のオプカン」は今回が初開催だ。次のイベントも期待したい
  • 仙台工場は1962年に操業開始したトーヨータイヤで最長の歴史を持つ拠点で、22万平方メートル近い広大な敷地に約1500名のスタッフが勤務する
  • 誕生してから41年目を迎えたオープンカントリー。世界中のオフローダーに愛用される
  • 参加者が集合した後は地元グルメの牛タン弁当でランチ
  • 世界5カ国に7つの生産拠点を構えるトーヨータイヤ。仙台工場は1962年から稼働中だ
  • 参加者はトーヨータイヤオリジナルのキャップを被って工場見学へ
  • 愛用しているタイヤが作られるまでの現場を、自分の目で見ることができる貴重なチャンス
  • 普段は関係者しか入れない工場をスタッフの案内で見学。この日イチバンのハイライトだ
  • オープンカントリーR/T誕生秘話。トレッドパターンに込めた開発陣のコダワリは必聴だ
  • トーヨータイヤ本社に近い人気カフェとコラボしたコーヒー。強めの焙煎が男らしい
  • 「ドリフトの技術はラリーにも活きている」と話す川畑真人さん。2024年はクラス優勝を成し遂げた
  • D1グランプリで輝かしい成績を収め、近年はラリーにも活躍の場を広げている川畑真人さん
  • 参加者との撮影に応じる川畑さん。今後もドリフトやラリーなどへ積極的に参戦していく
  • オリジナルグッズのひとつである長袖Tシャツ
  • D1グランプリで輝かしい成績を収め、近年はラリーにも活躍の場を広げている川畑真人さん
  • オープンカントリーの聖地トーヨータイヤ仙台工場。全国から多くのファンが駆け付けた

オープンカントリーファンにはたまらない聖地でイベント開催

2024年10月19日、宮城県岩沼市にあるトーヨータイヤの仙台工場でイベント「俺のオプカン~仙台場所~」が開催されました。普段は入ることのできない工場見学や同社ブランドアンバサダーの川畑真人さんがスペシャルゲストとして登場し、トークショーも実施。コンテンツ盛りだくさんのイベントの様子をレポートします。

オープンカントリーを履く男性ユーザーが仙台工場に集合

オフローダーやSUVユーザーに絶大な人気を誇る、トーヨータイヤの「オープンカントリー」シリーズ。その故郷が宮城県岩沼市にあるトーヨータイヤ仙台工場だ。1983年に中近東やオーストラリアをターゲットとしてデビューし、オフロードレースでの活躍もあり世界各国で評価が高まっていった。

オープンカントリーの生産を一手に引き受けている仙台工場は、1962年に操業開始したトーヨータイヤで最長の歴史を持つ拠点で、22万平方メートル近い広大な敷地に約1500名のスタッフが勤務する。オープンカントリーのファンにとってまさに「聖地」といえる場所で、2024年10月19日に開催されたイベントが「俺のオプカン~仙台場所~」だ。ネーミングから推察できるとおり対象はオープンカントリーを履く男性ユーザーで、当日は地元の宮城県のみならず、遠方から旅行を兼ねて自慢の愛車で参加する人も多数。

全員が集合した後は地元グルメの牛タン弁当でランチ、その後スタッフより仙台工場の概要について説明を受ける。続いては目玉の工場見学だ。愛用しているタイヤが作られるまでの現場を、自分の目で見ることができる貴重なチャンス。

主原料であるゴムが各々の工程を経るごとにタイヤのカタチになっていく様子や、オープンカントリーのアイコンでもあるホワイトレターがどのように作られるか、さらにトーヨータイヤ独自の製造技術である「A.T.O.M.」などを楽しみつつ学ぶ。イベント会場へと戻ってきた参加者たちの目が、好奇心でキラキラ輝いているのが印象的だった。

ドリフト界のレジェンド、川畑真人さんによるトークショー

工場見学を終えるとコーヒーブレイクを挟み、もうひとつの目玉であるトークショーに移る。1人目はドリフト界のレジェンドとしてよく知られ、近年はアジアクロスカントリーラリーでも活躍する、トーヨータイヤのブランドアンバサダーを務める川畑真人さんだ。テクニックやクルマ作りにおけるドリフトとラリーの違いや、8月に参戦したアジアクロスカントリーラリーのレポートを、ときにはユーモアをまじえつつ分かりやすく丁寧に解説してくれた。

2人目はオープンカントリーなどのデザインを担当する谷口二朗さんで、オンロードとオフロードの性能を高いレベルで兼ね備える新ジャンル、R/T(ラギッドテレーン)のパターンが完成するまでの経緯をレクチャー。従来からあるM/T(マッドテレーン)とA/T(オールテレーン)の隙間を埋めつつ、多くのユーザーに向けオフロードタイヤの間口を広げた功労者と呼ぶべきヒット作だ。

オールラウンダーなグリップ力は当然として、不快なロードイズを消すための試みなど、ここでしか聞けない話に参加者は興味津々。ラストは駐車場で川畑さんらを交えて記念撮影、オリジナルのグッズが配られて解散となった。オープンカントリーのファンなら見逃せないイベント、今後の情報は公式インスタグラムなどでチェックしよう。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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