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「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり

オープンカントリーの聖地トーヨータイヤ仙台工場。全国から多くのファンが駆け付けた

オープンカントリーファンにはたまらない聖地でイベント開催

2024年10月19日、宮城県岩沼市にあるトーヨータイヤの仙台工場でイベント「俺のオプカン~仙台場所~」が開催されました。普段は入ることのできない工場見学や同社ブランドアンバサダーの川畑真人さんがスペシャルゲストとして登場し、トークショーも実施。コンテンツ盛りだくさんのイベントの様子をレポートします。

オープンカントリーを履く男性ユーザーが仙台工場に集合

オフローダーやSUVユーザーに絶大な人気を誇る、トーヨータイヤの「オープンカントリー」シリーズ。その故郷が宮城県岩沼市にあるトーヨータイヤ仙台工場だ。1983年に中近東やオーストラリアをターゲットとしてデビューし、オフロードレースでの活躍もあり世界各国で評価が高まっていった。

オープンカントリーの生産を一手に引き受けている仙台工場は、1962年に操業開始したトーヨータイヤで最長の歴史を持つ拠点で、22万平方メートル近い広大な敷地に約1500名のスタッフが勤務する。オープンカントリーのファンにとってまさに「聖地」といえる場所で、2024年10月19日に開催されたイベントが「俺のオプカン~仙台場所~」だ。ネーミングから推察できるとおり対象はオープンカントリーを履く男性ユーザーで、当日は地元の宮城県のみならず、遠方から旅行を兼ねて自慢の愛車で参加する人も多数。

全員が集合した後は地元グルメの牛タン弁当でランチ、その後スタッフより仙台工場の概要について説明を受ける。続いては目玉の工場見学だ。愛用しているタイヤが作られるまでの現場を、自分の目で見ることができる貴重なチャンス。

主原料であるゴムが各々の工程を経るごとにタイヤのカタチになっていく様子や、オープンカントリーのアイコンでもあるホワイトレターがどのように作られるか、さらにトーヨータイヤ独自の製造技術である「A.T.O.M.」などを楽しみつつ学ぶ。イベント会場へと戻ってきた参加者たちの目が、好奇心でキラキラ輝いているのが印象的だった。

ドリフト界のレジェンド、川畑真人さんによるトークショー

工場見学を終えるとコーヒーブレイクを挟み、もうひとつの目玉であるトークショーに移る。1人目はドリフト界のレジェンドとしてよく知られ、近年はアジアクロスカントリーラリーでも活躍する、トーヨータイヤのブランドアンバサダーを務める川畑真人さんだ。テクニックやクルマ作りにおけるドリフトとラリーの違いや、8月に参戦したアジアクロスカントリーラリーのレポートを、ときにはユーモアをまじえつつ分かりやすく丁寧に解説してくれた。

2人目はオープンカントリーなどのデザインを担当する谷口二朗さんで、オンロードとオフロードの性能を高いレベルで兼ね備える新ジャンル、R/T(ラギッドテレーン)のパターンが完成するまでの経緯をレクチャー。従来からあるM/T(マッドテレーン)とA/T(オールテレーン)の隙間を埋めつつ、多くのユーザーに向けオフロードタイヤの間口を広げた功労者と呼ぶべきヒット作だ。

オールラウンダーなグリップ力は当然として、不快なロードイズを消すための試みなど、ここでしか聞けない話に参加者は興味津々。ラストは駐車場で川畑さんらを交えて記念撮影、オリジナルのグッズが配られて解散となった。オープンカントリーのファンなら見逃せないイベント、今後の情報は公式インスタグラムなどでチェックしよう。

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