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子育てもひと段落したのでスズキ「ジムニー」にVWゴルフから乗り換え…「オープンカントリーR/T」をセットして趣味環境は整いました

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

  • スズキ JB23型 ジムニー:黒色のノーズブラと社外グリルがフロントのアクセントだ。丸型のフォグランプとアルファベットで綴られたエンブレムもカッコいい
  • スズキ JB23型 ジムニー:リアはパイプバンパー。背面のスペアタイヤを取り外しナンバープレートを移動、そして軽量なステンレス製のスコップを取り付ける
  • スズキ JB23型 ジムニー:スプリングで2インチのリフトアップ。調整式のラテラルロッドでホーシングの位置を修正する。マフラーは純正の右出しから左出しに
  • スズキ JB23型 ジムニー:多くのユーザーが不満に感じる純正シートから、ホールド性と快適性を両立するレカロに交換。ステアリングはディープコーンを使う
  • スズキ JB23型 ジムニー:ダッシュボードにはオートゲージの3連メーターを装着する。ワーニング機能も備えており愛車のトラブル早期発見に役立つアイテムだ
  • スズキ JB23型 ジムニー:普段はオンロードが大半だけど、たまのオフロードも安全に楽しみたい。そんなユーザーにピッタリなのがオープンカントリーR/Tだ
  • スズキ JB23型 ジムニーとオーナーの吉田裕志さん。JB23はいわゆる6型。日本の道路事情に合うスリムなボディと、軽自動車がゆえのリーズナブルな維持費も決め手だった

カスタム済みでお得なジムニーをゲット

2024年10月19日、宮城県岩沼市にあるトーヨータイヤの仙台工場でイベント「俺のオプカン~仙台場所~」が開催。工場見学や開発者のトークショーなど、ファンにとってはまさに夢のような1日を過ごしました。参加した方の中から、「オープンカントリーR/T」を履きこなすスズキJB23型「ジムニー」を紹介します。

アグレッシブなルックスと走行性能がお気に入り

人生初のSUVとしてスズキJB23型「ジムニー」をチョイスした吉田裕志さんもオープンカントリーを愛するひとりだ。以前はファミリーカーとしてVW「ゴルフ」のワゴンに乗っていたが、子どもが大きくなったことで趣味のクルマを持てる環境が整った。候補に上がったのがコンパクトで取りまわしもよく、アフターパーツが豊富なJB23型ジムニーだったという。

カスタムしてある中古車が多いのもJB23型ジムニーの特徴で、吉田さんの愛車もこの状態で販売されていた。エクステリアは定番のショートバンパーに2インチのリフトアップ、ルーフラックや前後に装着された牽引フックもお約束のアイテム。加えてフロントは白のボディを引き締める黒のノーズブラと、フォグランプ内蔵のメッシュ式グリルで個性的なルックスだ。

走りの要であるタイヤに「オープンカントリーR/T」を選んだ理由は、市街地がメインでありながらもオフロードの走破性が高いこと、そしてワイルドなジムニーに似合うアグレッシブなルックス。サイズは純正フェンダーに余裕をもって収まる185/85R16で、軽快なハンドリングやロードノイズの少なさが気に入っている。室内はシートが左右ともレカロのセミバケットに交換済みで、ホールド性はもちろん長時間の運転でも疲れにくいのが魅力。

またステアリングとシフトノブも社外品に交換されており、前オーナーの操作系に対するこだわりが強く感じられる。ダッシュボード中央に並ぶ油温/油圧/電圧の3連メーターは、実用性だけじゃなくインテリアのドレスアップとしても有効だ。今後は林道のドライブなどジムニーらしい使い方にチャレンジする予定で、その過程でカスタムにも徐々に自分のカラーが強まっていくのだろう。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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