中古車で狙いたいクルマ5台
1. セレナ オーテック スポーツスペック
続いては、中古車で狙いたいクルマを紹介する。まずは、2019年10月の「セレナ オーテック」のマイナーチェンジの際に設定された「セレナ オーテック スポーツスペック」。遮音性を徹底追求し、ドライバーだけでなく同乗者にもより上質で快適な移動空間を提供するため、専用ボディ補強をはじめ、サスペンション、チューニングコンピューター、VDCなどに専用チューンを施している。また標準装着するタイヤはミシュランパイロットスポーツ4の205/50ZR17となっている。
旧型セレナ オーテック スポーツスペックの中古車は約24台流通している。e-POWER搭載車が約10台で、価格帯は約293.8万~約338万円。2Lエンジン車が約14台流通していて、価格帯は約167.8万~約316万円となっている。
2. ジューク アーバンセレクション
コンパクトSUVの「ジューク」に「アーバンセレクション」が追加されたのは、2011年5月。アーバンセレクションは、スポーティさを強調するアイテムを標準装着し、ジュークの魅力をさらに高めたモデルだ。
ガンメタリック塗装の専用フロントグリルや、専用光輝モール(バックドア)、エキゾーストフィニッシャーなどの外観パーツを採用したほか、専用ローダウンサスペンションを採用することで全高を1550mmとして、都市部に多い立体駐車場に対応させているのが特徴。ジューク アーバンセレクションの中古車は約70台流通し、価格帯は約37万~約145万円。立体駐車場に対応した貴重なコンパクトSUVだ。
3. ノート シーギア
コンパクトカーにクロスオーバーテイストを加えた特別仕様車が、2017年10月に登場した「ノート シーギア」。普段着としてアウトドアウエアを着こなす感覚で乗れるような、ユーザーの遊び心を刺激する内外装を採用し、アクティブ感を強調したモデル。
ダークメタリック色のスタイリングガードやホイールアーチガーニッシュを装着するとともに、専用デザインの15インチアルミホイールやグリーン色をあしらった専用シートクロスを採用。さらに、足元をよりダイナミックにひき立てる専用デザインの16インチアルミホイールを装着している。
旧型ノート シーギアの中古車は約23台流通していて、1.2Lエンジン車が約6台流通していて価格帯は約90万~約110万円。e-POWER車が約17台流通して価格帯は約88万~約160万円となっている。
4. マーチ 12SR
2003年10月に販売された「マーチ12SR」は、「クルマを操る楽しさを提供するエントリースポーツ」というコンセプトのもと、1.2L直4エンジンの高出力化に加え、専用サスペンション、エキゾーストシステムをトータルチューニングし、走行性能を向上させたスポーツモデル。
シャシーでは、人車一体のキビキビした走りを可能にした専用スポーツチューンドサスペンション、185/55R15 タイヤを採用。エンジンは専用ピストンの採用による圧縮比アップの他、高回転型カムプロフィールの採用や、排気マニホールド径の拡大等を実施。さらに、低排圧キャタライザー、専用構造マフラー採用による排気効率の向上等により、最高出力はベース車から20%アップの108psを実現している。
また、高出力化にともない、車体剛性向上のために採用した専用テールクロスバーやスポーティグレード「14s」と同様のエアロパーツを採用し、優れた操縦安定性と高速安定性を実現したモデルで、トランスミッションは5速MTのみ。
マーチ 12SRの中古車は約16台流通していて、価格帯は約25万~約109万円。走行距離は10万km超のクルマばかりだが、MTビギナーにオススメの1台。
5. エルグランド ライダー ハイパフォーマンススペック
2007年のマイナーチェンジの際に登場した「エルグランド ライダー ハイパフォーマンススペック」。ベース車両よりも高いハンドリング性能となめらかな乗り心地を両立すべく、ボディと足まわりにチューニングを実施。さらに、高速道路における合流など、日常的な場面で高い動力性能を実感できるよう仕上げられた最高出力300psを発生する専用チューニングエンジンを搭載。
ポート研磨まで施されたエンジンチューニングとあわせて、変速タイミングやファイナルギヤの変更など、トランスミッションにも手が加えられ、史上最強のライダーと呼ばれるモデルだ。残念ながら、中古車は1台しか流通しておらず価格は約85万円と、諸費用込み100万円以内で収まる。
里帰りミーティングは、本当にNMCが手がけたカスタマイズされた日産車のファンが集まるイベント。もし来年初参加するかも! という人でも温かく迎えてくれるアットホームな雰囲気が魅力だ。