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「六本木のカローラ」を乗り継ぎ4台目!…BMW「3シリーズ」が自宅ガレージにあるのが普通という親子の現在の「E30」の経歴が凄かった!!

都内在住のWさんと、1986年式BMW 325i

「DTMを戦ったライバルたちの宴」に参加したE30乗りを紹介

1980年代のドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)で覇を競ったBMW E30系「3シリーズ」と、メルセデス・ベンツ「190シリーズ」(W201)という、2つのモデルのオーナーたちが合同で開催したミーティング「DTMを戦ったライバルたちの宴」。今回紹介するのは、お父様の代理としてBMW「325i」で参加したWさん。ずっと家のクルマといえばE30だったそうです。

E30を乗り継ぎ4台目の父が単身赴任中で代理参加

1986年式BMW「325i」でミーティングに参加していた、都内在住のWさん。じつはこのクルマはWさんの所有車ではなくお父様のクルマなのだそうだが、単身赴任中ということで彼が維持・管理を行っているのだそうだ。ちなみにこの325iはお父様にとって4台目のE30ということで、Wさんが免許を取る前から家にはつねにE30がある状態が当たり前になっているのだという。

ちなみに息子である彼にとってE30の魅力とは何か聞いてみた。

「やっぱり乗りやすさと車体の軽さの気持ちよさ、というところだと思うんですけど、免許を取る前からずっと家にあるんで、正直これが普通っていう感じなんです」

購入当初は1.8リッターのエンジンが搭載されていた

イベントに参加した325iをお父様が購入したのは4~5年前のことだというが、その際は現在とは違うエンジンが載っていたのだそうだ。

「購入して家に来た時は、E30の後期の318に載っていた1.8Lのエンジンだったんですが、そのエンジンが1気筒圧縮がなくて調子が悪くて、現物を直すか載せ替えるかって話になったんです。その際にせっかくボディは325なんだし、325のエンジンにリセットしようよってことで、載せ替えることにしたんです」。

325用のエンジンに載せ替え

1.8Lのエンジンは前のオーナーが鼻先を軽くするために載せ替えていたようで、トランスミッションもMTが組み合わされていたのだという。そのためにMTはそのままに325i用の2.5Lエンジンを単体で購入し、載せ替えを行ったのだそうだ。もともと載っていたエンジンと同型のため載せ替え作業自体は問題なかったが、プロペラシャフトの長さが違っていたため、その部分は交換しているのだとか。

同じボディで、4気筒の1.8Lエンジンと6気筒の2.5Lエンジンを体験したわけだが、その感想はいかがなものなのだろうか。

「やっぱり6発の2.5LでMTだと、下のトルクもありますしラクですし楽しいですよね、乗ってて。低排気量用のギア比なんで、最高速の頭うちはあるんですけど加速が良くて。それもあって街乗りとかも楽しいですし、本日のイベントに来る途中とかは最高に気持よくて3000~4000回転くらいで走ってきました」

エンジン載せ替えの他は、ビルシュタインのシャシーキット、ASS製フロントシート、純正互換品のマフラーなどがセットされているが、今後何か考えていることはあるのだろうか。

「エンジンも載せ替えたし、とくにイジるところはないんですけど、車外のシートが付いてるんで、純正ファブリックのがもしあれば元に戻したいっていうのはありますね」

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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