満充電時の走行可能距離は最大で703キロに
上級グレードのアイオニック5 ラウンジ/ラウンジAWDには、ビルトインフロントカメラとリアビューカメラを活用したドライブレコーダー機能を搭載。映像とともに音声、位置情報も記録できるようになった。
また、車両前方の映像をセンターのインフォテインメント画面に映し、ルート案内に重ねて表示するARナビを搭載することで、ナビゲーションがより直感的でわかりやすくなった。そして、スマートフォンやスマートウォッチがクルマのキーとして、解錠・施錠、車両の始動に使えるデジタルキー機能を採用することで、家族や友人とも対面することなくキーをシェアできるようになった。
そのほか、リアワイパーをはじめ、駐車距離警報(前方/側方・後方)、駐車衝突防止補助(前方/側方・後方)、デジタルセンターミラー(ラウンジ/ラウンジAD)。そしてコントロールOTAも可能となっている。
マイナーチェンジしたアイオニック5の車両本体価格は、満充電時の走行可能距離703kmのボヤージRWDモデルが523万6000円、ラウンジRWDが574万2000円。満充電時の走行可能距離648kmのボヤージAWDが554万4000円。そして最上級グレードのラウンジAWDが613万8000円(すべて消費税込)となっている。
オフロードテイストの特別なコナが登場
また会場には、10月25日より30台限定で販売開始された特別仕様車の「コナ マウナ ロア」を展示。専用色のミラージュグリーンのボディに、艶を抑えたワイルドな質感かつ凹凸を持ったキズにも強い「ワイルド&タフブラック塗装」のバンパーやブラックアウトされたサイドモールディングにより力強さを強調。インテリアも国内未導入の新色セージグリーン2トーンを採用。シート表皮にはベース車に設定のない本革を使用することで、上質感をプラスしている。
マイナーチェンジしたアイオニック5はボディサイズが同じ日産「アリア」と比べると、価格設定がリーズナブルなうえ、航続走行距離が長い。ヒョンデやBYDにスペックや価格でリードされている国産BEVの奮起を願いたい。