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ダサカッコいいトヨタ「ハイラックス」はレトロ風味に味付け! ナンバープレート「1985」は自身の誕生年のほかにもうひとつ意味がありました

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

  • トヨタ ハイラックス:外装のアピールポイントは4色ストライプのサイドデカール。平成も終わるころに作られたクルマが、イッキに昭和っぽくなるという
  • トヨタ ハイラックス:レトロ感を増すために選んだKCのフォグランプ。バルブもLEDやHIDではなくあえてハロゲンを使用する。カバーのロゴもオシャレ
  • トヨタ ハイラックス:ロームのサイドオーニングを広げれば、雨や日差しに影響されにくい快適なスペースが完成する。キャンプには欠かせない装備だろう
  • トヨタ ハイラックス:愛用しているARBのトラックパック。脱着はカンタンだしソフトな材質なので、もし何かにぶつけたとしてもダメージはほとんどない
  • トヨタ ハイラックス:ヤキマのルーフトップテントは広さや通気性といった快適性だけじゃなく、展開や収納がスムーズにできる点も選んだ理由のひとつだ
  • トヨタ ハイラックス:オフロードでは高い走破性を発揮し、一般道では快適な乗り心地。別タンク式ダンパーを採用するオールドマンエミューの足まわりだ
  • トヨタ ハイラックス:マフラーは人気のサクソン。ほどよいサウンドとリアバンパーから顔を覗かせる、シンプルで主張し過ぎないテールエンドがポイント
  • トヨタ ハイラックス:ハイラックスと縁がある名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の公開年、そして自らの誕生年と同じ1985をナンバープレートに
  • トヨタ ハイラックス:走破性/軽さ/デザイン/価格とトータルバランスに秀でたトーヨー・オープンカントリーM/T。サイズは255/85-16をチョイスする
  • トヨタ ハイラックスと生粋の4WDフリークであるオーナーの猪股さん。ディーゼルエンジンとしてはパワフルで、街乗りでストレスを感じない点も気に入っている

「ダサカッコいい」は最高の褒め言葉! 現行ハイラックスをレトロ風味に味付け

2024年10月19日、宮城県岩沼市にあるトーヨータイヤの仙台工場でイベント「俺のオプカン~仙台場所~」が開催。優れたオフロード性能かつアグレッシブなルックスも人気な「オープンカントリー」を履く男性を対象としたこのイベントに参加した、個性的なカスタムが施された猪股さんのトヨタ「ハイラックス」を、カーライフとあわせて紹介します。

随所にレトロなパーツを盛り込む

トヨタ「ハイラックスサーフ」や「ランドクルーザー」を乗り継いできた猪股さんは、ルーフトップテントを載せたオーバーランドスタイルのトヨタ「ハイラックス」で登場。カスタムのテーマは「新旧ミックス」で、随所に盛り込んだレトロなパーツが特徴的だ。

なかでも、イマドキな外見を違和感なくレトロ風に変えた猪股さんが「ダサカッコよくてニヤニヤしちゃうんです」と話すのは、フロントドアから荷台まで貼られたストライプのサイドデカール。ランドクルーザー60などに用意されていた純正オプションを想起させるデザインで、現行モデルのハイラックスと絶妙なミスマッチ具合が気に入っているという。

レトロな味付けは足もとにスチール風味のホイールや、あえてハロゲンバルブを使うKCのフォグランプなども。いっぽう走りや快適性を左右する部分は、性能を最優先したセレクトとなっている。それを象徴するのがタイヤ「オープンカントリーM/T」で、オフロードの走破性はもちろん、軽さも大きな魅力とのこと。

数々の装備でノーマルより重量が増したボディでも軽快なハンドリングを味わえるし、またレジャーだけじゃなく日々の通勤にも使用しているため燃費のよさも見逃せない。さらにマッドテレーンとしてはロードノイズが静かで、トレッドやサイドウォールのデザインもカッコいい。足まわりはオールドマンエミューでフロント3インチ&リア2インチ、加えてボディでも2インチほどリフトアップしているとのことだ。

ナンバープレートにもこだわりが

現在はアッパーアームを注文しており、来春にはより進化した姿が見られそう。趣味のキャンプに関してはルーフトップテントがヤキマで、サイドオーニングがロームと定番メーカーをチョイスする。リアに取り付けたARBのトラックパックは、キャンプで出たゴミなどを収納するのに最適。ポリ塩化ビニールの外装は汚れや傷に強いうえ、清掃や排水もしやすい構造で長く愛用する逸品だ。

そしてナンバープレートの「1985」にもこだわりが。1985年に公開され大ヒットした映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の劇中で、マイケル・J・フォックス演じる主人公マーティ・マクフライが憧れているクルマが、4代目のハイラックスであり奇しくも猪股さんが誕生した年と一致しているという。趣味や仕事など日々の生活に欠かせない相棒として、今後も理想のハイラックスを目指しカスタムは続く。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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