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直6のMシリーズが欲しいならE34型「M5」が狙い目! BMWのヤングタイマーで最高の1台を600万円で手に入れられる!?

直6のMシリーズが欲しいならE34型「M5」が狙い目! BMWのヤングタイマーで最高の1台を600万円で手に入れられる!?

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TEXT: 山崎元裕(YAMAZAKI Motohiro)  PHOTO: ICONIC AUCTIONEERS

5ドアのツーリングも販売された

1993年にE34型5シリーズにマイナーチェンジが行われると、M5にもそれに準じた変更が加えられている。さらに搭載エンジンは排気量が3795ccに拡大され、最高出力も340psにアップ。トランスミッションが6速MTに変更されたこと。ブレーキが4ピストン方式の強化型へと進化したこと、18インチ径タイヤの装着も、いわゆる後期型E34型M5の特徴である。さらに欧州市場ではセダンに加えて5ドアワゴンのツーリングの販売も行われている。

今回アイコニック・オークショネアーズが、同社の「ジューン・オンライン・タイムド・オークション」に出品したモデルを見てみよう。このモデルは1994年式のE34型M5で、したがって世代としては後期型に相当するモデルである。

素晴らしいコンディションのブラックメタリックのエクステリアカラーは新車時のそれと変わらず、Mモデルの存在が目立たないように、Mバッジ・デリート・オプションが選択されているのも心憎い演出だ。フロントウインドウはオプションのトップティントスクリーンとなり、内装はフルブラックのナッパレザーで統一されている。いかにもMモデルを好むカスタマーが求めそうな、贅沢な雰囲気でドライバーとパッセンジャーを優しく包み込む空間である。

わずか2オーナーの個体だった

現在までのオーナーは2人のみというこのM5。機械的なコンディションは先に触れたエクステリアと同様に素晴らしく、かつ完全なサービス記録も残っている。BMWのMモデルを買うということは、彼らのモータースポーツの歴史を買うという貴重な機会にほかならない。そしてまたM5は、次世代のE39型では4941ccのV型8気筒DOHCエンジンを搭載するモデルへと進化してしまうから、BMWの究極的な直列6気筒モデルをヤングタイマーの中からチョイスしてみたいというファンには、E34世代のM5はまさにベストな選択といえるのではないだろうか。

アイコニック・オークショネアーズは、この1994年式のM5に2万5000ポンド~3万ポンド(邦貨換算約508万円~609万円)のエスティメート(推定落札価格)を掲げ入札を見守ったが、残念ながら今回のオークションでは落札者は現れなかった。次回のオークション登場に期待したいところだ。

>>>BMWの専門誌「BMW LIFE2」はこちら(外部サイト)

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