人と被らない34スカイラインのスタンス系カスタム
WORKといえばホイールサイズだけでなくホイール幅やオフセットをオーダー可能とするなど、足元にこだわるユーザーの要望に応えているブランド。2024年夏で6回目を迎えた「HotSprings 6th in Chiba」は、WORKユーザーがWORK好きのために行っている、WORKのファンイベントです。その会場から、2000年式日産「スカイライン」の足元にこだわりまくってカスタムしている20代の若手オーナーを紹介します。
免許を取る前に手に入れたER34スカイライン
「高2の時に買って、高3まで保管してました。『ワイルド・スピード』とかの影響でスカイラインが好きだったっていうのもあるんですけど、当時スタンス系があんまり流行ってなくて、スポーツカーにそういうエアサス入れたりしたいなって思ってて。そうすると一番似合いそうなのは、やっぱり34かなって思って」
と、まだ免許も持っていない17歳の時に2000年式日産ER34型「スカイライン」を手に入れたという山本潤弥さんは取材時で23歳。
「免許取ってから1回シルバーに塗って、その1年後にまた、トヨタのパッソとかに使われてるグリーンをちょっとパール多めに加工して、オリジナル色にして塗り直しました。緑にしたのは、他の人と被りにくかったからですね」
足まわりは何回か仕様変更
現在にいたるまで何回か足の仕様変更をおこなっているが、今の足まわりはBLITZの車高調にROAMAIRのエアバッグを入れコンプレッサーは2基搭載。フロントはIKEYA FORMULAアッパーアーム+KAZAMA延長ロアアーム、リアはSKID RACINGの3点アームをセットしている。
その他ではC-WESTのフルエアロ、60mmワイドなフロントフェンダー、リアオーバーフェンダー&スムージング加工、ブレーキは34のキャリパー純正流用、ボーイングローター、ラインハルトのφ100mm 2本出しマフラー、ホイールはWORKのグノーシスGR203をセレクトしている。
「ワークは5本スポークが好きなんですけど、他の34と被っちゃうんで、まったく見なかったグノーシスで。高校の時から、グノーシスを後々入れたいなって思っていたんです。1mm単位で調整できるんで、仮のホイールを入れてそこからメジャーで測ってオーダーを入れましたね。前が10Jの-8で後ろが12Jの-46なんですけど、いい感じに入るようにホイールに合わせてフェンダーも作ってもらったんです。ワイドにして深リムっていうのはずっと決めてて、そのためにフロントとかアームの短縮加工をして、もっと寝るようにしてます」。
今後については考え中
コメントに何度も出てきている通り、「被らない」がコンセプトとなっている山本さんのER34。今後もその路線で、カスタムを進めていくのだろろうか。
「スタンス系の34ってまだそんなに多くいるわけではないと思うので、そこら辺でちょっと新しいのを作っていきたいなと思っています。スペアタイヤのところにエアサスをセッティングしてて、その上に昨日ちょうどサブウーファーを積んだので、今後についてはちょっと今考え中です」
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)