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20歳女子レーサーが日産DR30「スカイラインRS」に乗ってみた!「西部警察と同じですよね? カッコいいです!」【令和女子旧車に乗る】

20歳女子レーサーが日産DR30「スカイラインRS」に乗ってみた!「西部警察と同じですよね? カッコいいです!」【令和女子旧車に乗る】

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: 宮越孝政(MIYAKOSHI Takamasa)/撮影協力: 河口湖ステラシアター

  • 日産 DR30 スカイライン 2000ターボRS:フロントはエアロクラフト製のスポイラーが装着されている
  • 日産 DR30 スカイライン 2000ターボRS:前後とも195/55R15のタイヤを装着しているので、リアは結構引っ張っている見た目となる
  • 「このフロントバンパー、『西部警察』のクルマと同じですよね? カッコいいです!」
  • 日産 DR30 スカイライン 2000ターボRS:1983年2月に、FJ20型エンジンをターボチャージャーでさらに出力を上げた「ターボRS」がデビュー
  • 日産 DR30 スカイライン 2000ターボRS:ボディサイドにも「4VALVE DOHC」というゴールドのステッカーが輝く
  • 日産 DR30 スカイライン 2000ターボRS:ヘッドライトのウォッシャーも高級GTカーらしさを感じるポイント
  • 日産 DR30 スカイライン 2000ターボRS:丸目4灯のテールランプがスカイラインらしさを強調
  • 日産 DR30 スカイライン 2000ターボRS:ホイールはワタナベエイトスポークRタイプで、フロント8Jのリア8.5J
  • 「このツライチ感! 引っ張りタイヤでムチっとしながらツライチなのがカッコイイです」
  • 日産 DR30 スカイライン 2000ターボRS:ワンオフの2本出しマフラーを装着していた
  • 日産 DR30 スカイライン 2000ターボRS:FJ20エンジンは約300psまで高められたハイチューン仕様
  • 日産 DR30 スカイライン 2000ターボRS:TRUSTのT518Zタービンを装着
  • 日産 DR30 スカイライン 2000ターボRS:T.M.WORKSのダイレクトイグニッションシステムを装着している
  • 日産 DR30 スカイライン 2000ターボRS:T.M.WORKSのイグニッションコイルも装着
  • 「ドア内装に傘置きがあるの嬉しいですね。私、雨女なので!」
  • 日産 DR30 スカイライン 2000ターボRS:スポーティなコクピット。ステアリングはMOMOを装着
  • 日産 DR30 スカイライン 2000ターボRS:270km/hフルスケールメーター
  • 日産 DR30 スカイライン 2000ターボRS:Defiブースト計を装着している
  • 日産 DR30 スカイライン 2000ターボRS:シフトノブはNISMO
  • 日産 DR30 スカイライン 2000ターボRS:「フットセレクター」と呼ばれる、車内から減衰力特性を変更できるショックアブソーバーを備えていた
  • 日産 DR30 スカイライン 2000ターボRS:BRIDEのシートを装着
  • 日産 DR30 スカイライン 2000ターボRS:リアシートからもドアの開閉ができるドアノブがある
  • 「後ろを見てみるとピラーレスなのは驚きました!」
  • 「下の実用トルクもしっかりあって、街中を乗ってる分には普通のマニュアル車って雰囲気です」
  • 「ブーストかかった瞬間から凄い! めっちゃ楽しい! ターボって感じですね」
  • 日産 DR30 スカイライン 2000ターボRS:、『西部警察』をはじめとした劇中での活躍も有名だ
  • 「やっぱりスカイラインらしいポイントというか、丸目4灯のテールランプが良いですね」

赤黒ボディがカッコいいDR30型スカイライン 2000ターボRSに試乗

旧車好きな20歳の女性レーシングドライバー佐々木藍咲(ささき らみ)選手に、さまざまな旧車に試乗してもらって今どきの若者目線の素直なインプレをお届けする企画。今回は、山梨県富士河口湖町の「T.M.WORKS」協力のもと、1983年式の日産DR30型「スカイライン 2000ターボRS」に乗ってみました。

300馬力にアップしたハイチューン仕様

2004年生まれの佐々木藍咲さんは、2023年に女性だけのモータースポーツカテゴリー「KYOJO CUP」でレースデビューした女性ドライバー。プライベートでも大のクルマ好きである佐々木さんが、とくに好きなのが旧車とのこと。旧車ショップのツーリングに参加したり、KYOJO CUPのパドックエリアで開催されているイベントのひとつである旧車同乗試乗会にコッソリ(?)参加したりしているほどだ。

今回は「T.M.WORKS」の協力のもと、日産DR30型「スカイライン 2000ターボRS」に試乗してもらった。この車両はTRUSTのT518Zタービンを装着し約300psという仕様となったうえで、T.M.WORKSのハイパフォーマンス・ダイレクトイグニッションコイルキットが装着されている。ダイレクトイグニッション化により高電圧配線のプラグコードが不要になり、電力損失を抑えることができるため、安定した点火を実現。これにより始動性の向上や全回転域でのパワー&トルクアップ、さらにオーディオや車両ECUなどの電子機器へのノイズも抑制してくれるというアイテムだ。

なぜか『西部警察』を知っていて大興奮!

当時国産最速の一角を担ったスカイライン 2000ターボRSは、『西部警察』をはじめとした劇中での活躍も有名だ。21世紀生まれの佐々木さんは絶対に世代ではないと思いきや、なぜか『西部警察』を知っていた。

「このフロントバンパー、『西部警察』のクルマと同じですよね? カッコいいです! あと、やっぱりスカイラインらしいポイントというか、丸目4灯のテールランプが良いですね。それとこのツライチ感! 引っ張りタイヤでムチっとしながらツライチなのがカッコイイです」

フロントはエアロクラフト製のスポイラーが装着されており、ホイールはワタナベエイトスポークRタイプで、フロント8Jのリア8.5Jだ。前後とも195/55R15のタイヤを装着しているので、リアは結構引っ張っている見た目となる。

高性能GTカーならではの装備が満載

エクステリアも注目ポイントの多かった佐々木さんだが、旧車好きであるためDR30の姿形は見慣れていたのかもしれない。むしろインテリアの方での驚きが多い印象であった。

「なんか、ダンパーっぽい絵とスイッチがあるんですけど、もしかして純正で減衰とか変更できたんですか? この時代に凄くないですか!? あと、ドア内装に傘置きがあるの嬉しいですね。私、雨女なので! それと後ろを見てみるとピラーレスなのは驚きました! リアシートからもドアの開閉ができるドアノブがあるんですね。これも今ではあまり見ない装備ですよね」

佐々木さんが注目したスイッチは「フットセレクター」と呼ばれるもので、車内から減衰力特性を変更できるショックアブソーバーを備えていた当時のスカイライン。1981年に導入されたこのメカニズムは当時世界初であった。また、ピラーレスや傘置きといった豪華な装備は、当時の国産トップスポーツでありながら高性能GTでもあった面影を感じるポイントだ。

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