中学2年で自分の乗るクルマを決定
WORKといえばホイールサイズだけでなくホイール幅やオフセットをオーダー可能とするなど、足元にこだわるユーザーの要望に応えているブランド。2024年夏で6回目を迎えた「HotSprings 6th in Chiba」は、WORKユーザーがWORK好きのために行っている、WORKのファンイベントです。その会場で1991年式マツダFC3S型「RX-7」のオーナーに話を聞いてみると、なんとこのクルマとの付き合いは中学2年生の時にさかのぼるといいます。どういうことなのでしょうか?
免許を取得した時点ではノーマル状態だった
この1991年式マツダFC3S型「RX-7」のオーナーの“708boyyy”さんは取材時25歳。もともとは、お兄様が所有していたこのRX-7から他のクルマに乗り換える際、当時中学2年生だった“708boyyy”さんが免許を取ったら乗るからと、そのまま家に残してもらったのだそうだ。それから免許を取るまではお父様が乗っていたそうで、“708boyyy”さんが晴れて免許を取得した時点ではノーマルの状態だった。
自分のクルマになってから、R33「スカイラインGT-R」のホイールを入れて車高調やマフラーをセットするなどのカスタムを行っていったのだそうだ。ただしエンジンは、基本的にノーマルをキープしているという。
「2年前にエンジンブローしたんで、オーバーホールしています。シールも全部変えて、ハウジングとかも全部新品に変えて結構がっつりやりましたね。でも壊れないように、ほぼノーマルでやってもらいました。ボディに関しても加工とかはしてないんで、全部純正に戻せる状態でやっています。純正部品も残しているので」
面を合わせるためにWORKにホイールをオーダー
現在の仕様としては、チャージスピード・リップスポイラー、Rマジック・サイドステップ、バーディークラブ・スペック2マフラー、マツダスピード・フルバケットシート、ナルディ・ステアリング、足まわりがレーシングギア車高調、ホイールはWORK ランベックLDZ(18インチ、フロント9.5J+22/リア10.5J+20)となっている。
「レーシングギアの車高調は下げられるだけ下げてる感じです。なんかこのクルマにエアサスが自分的には似合わないと思って、あえて車高調でいきたいって感じですね。ホイールはR33 GT-Rの純正以外は、全部WORKしか履いたことなくて。この前はマイスターM1のメッシュ履いてました。気分転換というか1回はちょっとやってみたかったんです、こういうスポーツカーにディッシュのホイールを合わせるというのを」
と“708boyyy”さんは語る。
「WORKにオーダーした時に、シュヴァートのリムにしました。1mm単位でオーダーできるので、ほんとにギリギリ当たりそうで当たらないところでやってます。前だけマックスサイズだったんで11mmのスペーサーを入れて、後ろはノースペーサーでいけるようにオーダーしました。フェンダーは叩き出しも一切なしで、爪を折っただけです」
エンジンチューンにも興味あり
エクステリアと足まわりにポイントを置いてカスタムしている“708boyyy”さんだが、今後はエンジン関係にも手を入れたい気持ちがあるのだそうだ。
「オーバーホールした時にブリッジポートを刻ませたかったなっていうのがあるので、次にオーバーホールするときはポート加工して、この見た目でアイドリング刻んでたらカッコいい感じかなと。あとはリアバンパーだけ純正なんですよ。Rマジックのリアバンパーが家に一応あるんで、近々オールペンもしたいのでその時に考えます」
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