ブルーの濃淡を利用して色でシャープさを演出
2024年10月13日にTRUSTの主催で開催されたユナイトミーティングには、トヨタ「86/GR86」とススバル「BRZ」を中心に、スズキ「スイフトスポーツ」など幅広い車種がエントリーしました。そんな会場で発見した86とBRZをピックアップ。今回は各部をブルー系でカスタムしたBRZを紹介します。
WRブルーのBRZをベースに細部にまで手を入れたカスタム
さて、今回紹介するのは、以前AMWで紹介した「14R-60」に乗る“リナ”さんのご主人、“トモヒロ”さんが乗るスバル「BRZ」だ。“リナ”さんが貴重なコンプリートモデルをノーマルのまま乗っているのに対して、“トモヒロ”さんのBRZは各部に徹底して手が入っているのが特徴だ。
まずフロントバンパーにはSTIのアンダースポイラーが備わり、リアもSTIのアンダーディフューザーを装着している。そして気になるボンネットは、WALD製。リアウイングとリアバンバー側面に備わるダクトはシルクブレイズ製、ルーフのディフューザーはチャージスピードと、ブランドこそバラバラだが、全体の雰囲気を見て“トモヒロ”さんが好みのパーツをセンスよくチョイス。こうして唯一無二の1台となっているのだ。
オリジナルのペイントワークで統一感のあるスタイルに
足まわりはSTIのダウンサスを装着して適度に車高を落としたうえで、XXR 555というコンケイブ形状の18インチの5スポークホイールをボディに合わせてブルーにペイントして装着している。ちなみに砲弾型のサイレンサーが特徴のマフラーはGP SPORTS製のEXASをチョイスしているそうだ。
これに加えてSTIでは赤いラインがアクセントカラーとなっているが、ボディカラーのWRブルーに対して薄めのライトブルーをボンネットのフィン部分や、サイドルーバーのトップ部分、リップスポイラーのフチなどにアクセントカラーとして入れている。これによって統一感が生まれているのだ。
「じつは細かいパーツに色入れるのとか大好きなんです(笑)。インテリアもすごいから見てください!」
インテリアはレッド×ブラックでコーディネート
ドアを開けてもらうと、インテリアもかなり見どころ満載だ。全体にブルーの外装とは対照的にレッドでコーディネートされており、ダッシュパネルやエアコン吹き出し口などはキャンディレッドでペイント。さらにステアリングやミラー、カーペットなど市販されている赤いパーツを上手に組み合わせることで、インテリア全体が赤で統一されている。特筆すべきはシート。本来ブラックのレカロRMSを一度分解したうえで、フレームのみキャンディレッドでペイントしているのだ。
すでに購入して7年が経過し、外装だけでなく、インテリアにもかなり手が入っていることが分かる。今でも細かな仕様変更を頻繁に行っているそうで、今後も違った姿を見ることができるかもしれない。
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)