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秋の秩父に欧州クラシックカーたちが集結!? 懐かしのスタイルでゆったり過ごす「皆野サンデーピクニック」とは

「ミルクオアダーク」の2人も会場に並んだ車を眺め楽しむ。MG 1300のオーナーである宮地さんと「お疲れ生」ポーズ

自然あふれる秋の秩父でヒストリックカーイベントが開催

秋晴れの2024年11月4日に埼玉県秩父エリアの皆野町でヒストリックカーイベント「皆野サンデーピクニック」が開催されました。大自然の中でピクニックスタイルを楽しむイベントには、愛車とマッチしたファッションを楽しむ参加者の姿が。ノスタルジックな雰囲気が漂い、まるでタイムスリップしたかのような優雅なイベントを紹介します。

アウトドアサロンにクラシックカーが集結

埼玉県北部にある皆野町で、ヒストリックカーイベント「皆野サンデーピクニック」が初めて開催されたのは2022年のこと。愛車展示のイベントは数多く開催されているが、この皆野サンデーピクニックは展示に加えて、家族やカップル、友達同士でドライブしてくる当時流行したピクニックをオーナーたちそれぞれが再現し、思い思いのスタイルを楽しもうというスタイルだ。

くつろいだ空間のなかで音楽家のステージもあり、クルマを軸にファッションやカルチャーも楽しむ試みは、新たなヒストリックカーイベントとなった。そして秋晴れの2024年11月4日(月・祝)に埼玉県秩父エリアの皆野町にて3回目となる「皆野サンデーピクニック」が行われた。

集まったクルマは、1960年代を中心としたイギリス、フランス、イタリア、ドイツ、日本といったクラシックカー。会場となったアウトドアサロン「ぼくらのミナノベース」の色付いてきた落葉樹の下に並んだ。

キャンプ場はアウトドアサロンということもあり、キャンプエリアは区画のないフリーエリアでゆったりとしたスペースが確保されている。バンガローやカフェ、一番新しいものではサウナ施設も併設されており、さまざまな楽しみ方ができるのも魅力。2023年の皆野サンデーピクニックの開催場所となって以降、クルマ系クラブのイベントが多く行われ、自動車メーカーのイベントが開催されるなど注目されている場所だ。

足踏み式オルガンとチェロの生演奏

ピクニック当日は、参加者は朝から思い思いのスタイルで過ごした。コーヒーを淹れ、のんびりと愛車談義などに花を咲かせて楽しむ参加者たちに華を添えてくれるのは、足踏み式オルガンとチェロのデュオ「ミルクオアダーク」の演奏だ。大自然の中にオルガンとチェロの心地よい音色が響き、鳥たちのさえずりが呼応した。

この皆野サンデーピクニック実行委員を務めるのは、上野山聖基さん。所属するモーガンクラブの仲間たちとともに、得意料理とノンアルコールのワインやシャンパンを参加者たちに提供し、初対面同士でも会話のきっかけとなった。

笑顔あふれるピクニックは、SNSなどで開催要綱や日程が発表されている。これからも人、クルマともに心地よい季節での開催を予定しているとのことなので、気になる方は情報をチェックしてみてはいかがだろうか。

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