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大雪での立ち往生…暖房は使っても大丈夫!? いざというときのためにクルマに積んでおきたいアイテムをお教えします

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: トヨタ自動車

  • 都心でも雪があっという間に積もることがよくある。そうした場合はクルマでの外出は控えたほうがいいだろう
  • 雪道を走ることがわかっていたら、スコップなどをあらかじめクルマに積んでおくといい
  • 高速道路上で雪による通行止めに遭うとかなり大変なことになるので、クルマでの移動を差し控えることも大切
  • 刻々と変わる高速道路の状況をキャッチしつつ、早めの判断を心がけよう
  • 万が一、高速道路で雪による通行止めに遭わないよう、広域情報などにもチェックが必要だ
  • スタッドレスタイヤだからといって、万全ではない。そもそも通行止めに遭遇したら進むことはできなくなる
  • 標高の高い場所は、平地では想像していた以上に雪深くなることがあるので、峠越えなどは控えたほうがいい
  • 近年、都心などでもあっという間に積雪して大渋滞になることもあるので注意が必要だ
  • 雪に慣れていない都会では、生活道路で立ち往生ということになるので、クルマでの移動は控えよう
  • 雪のために車中で一晩過ごさなければならない場合、エンジン車はエンジンを切ることが基本だ
  • 降雪がはじまっていたら、峠を越えることは諦めたほうが無難だ
  • 刻々と変わる高速道路の状況をキャッチしつつ、早めの判断を心がけよう

これからクルマで出かけるなら、大雪には警戒が必要

雪のシーズンが本格的に到来。近年は首都圏であっても大雪を経験していて、雪国ならずともクルマで出かける場合には雪への備えが重要になってきます。そこで、今回は大雪で非常事態になったとき、とくに立ち往生に巻き込まれたときでも大丈夫なように、非常時装備品などについて指南します。

大雪での立ち往生に備えておこう

これから雪のシーズンを迎えるにあたり、自分のクルマを冬タイヤに交換しておくことはもちろんだが、とくに巻き込まれると大変なことになる立ち往生への対策を考えておきたい。

根本的には、出かける前に気象情報をチェックして、大雪になりそうなら移動を控える。これが一番。あるいはコースを変更するか、時間帯をずらすことを検討しよう。

とくに高速道路上で立ち往生となると、かなり長時間身動きが取れなくなるので、天気予報で大雪の情報が流れたり、雪の降りが強くなり、道路上の雪が目立ってきたら、通行止めや立ち往生になる前に、最寄りのインターで高速道路を降りること。高速道路上でひとたび立ち往生が発生すると、逃げ場がないのでエライ目に遭う……。

一般道でも大雪のときに峠越えをするのはリスクがあるので、ホテルを探したり、ファミレスなど暖かいところに一時的に避難して、雪が小降りになるのを待つしかない。

「もしかしたら大丈夫かも」と賭けに出ても、自然には勝てないので、無理をしないのが一番肝心。そのうえで、この時期長距離ドライブに出かけるのなら、次の装備をクルマに積んで出かけよう。

・スマホの充電ケーブル、モバイルバッテリー(ある意味、生命線)
・使い捨てカイロ(複数)
・毛布(必須)
・簡易トイレ(複数)
・飲料水(脱水症状が怖い)
・食べ物(寒さ+空腹は辛い。おにぎりやサンドイッチももちろんいいが、羊羹やカロリーメイト、常温レトルト惣菜なども強い味方)
・防寒着
・長靴
・手袋
・スコップ
・牽引ロープ
・タイヤチェーン(スタッドレスタイヤでも必携)
・スノーブラシ
・スノーヘルパー
・解氷スプレー
・ブースターケーブル

これぐらいは一式用意しておきたいところ。

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