ヒストリックカーで工芸品を探しに全国を旅したい
2人のウェディングフォトには、バンデンプラ プリンセスも参加した。じつは撮影日前日に発電機のトラブルが発生し諦めかけていたそうだが、事情を知り急ピッチで修理してくれた整備工場には本当に感謝しているという。
その電気系のトラブルは持病的にあったもので、なんと“ゆき”さん自身でダイナモをバラして、ブラシを交換するといった作業も経験しているそうだ。
「年に一度くらいの割合でレギュレーターとダイナモを自分で交換していました。プラスアースからマイナスアースになってしまったので、オリジナル度は少し下がってしまいましたが、交換作業から解放されてホッとしています(笑)」
オリジナルペイントなどが残り、かなりオリジナル度の高かった個体でオルタネータ化には悩んだというが、以降はロングドライブにも不安がなくなったという。
夫の“りく”さんは、
「ミニ クーパーのジョン・クーパー・ワークスに乗っていたのですが、バンデンプラ プリンセスに触れていくうちに電子制御のないクルマに乗ってみたくなりました。自分も次のクルマはヒストリックカーにします。夫婦共通して人の温かみを感じられる工芸品が好きなので、このクルマで全国のクラシックホテルを巡りながら、お気に入りのものを見つける旅を楽しみたいですね」
と語ってくれた。バンデンプラ プリンセスと2人の生活はこれからも永遠に続いていく。
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)